ランボルギーニは、生産台数 63 台の限定車「シアン FKP37」の内装にメイド・イン・イタリーの最高品質を誇るマテリアルを提供するアルカンターラ社を採用している。2019年フランクフルト ・モーターショーで披露された。
パーソナライズが魅力のアルカンターラ社のアルカンターラ
アルカンターラ社は、イタリアのクラフトマンシップの素晴らしさを、配色、テクスチャーそして技術によって、顧客の要望にあわせて表現している。ランボルギーニ社のパーソナライゼーション プログラムにより、「シアン FKP37」のどこの箇所でもアルカンターラを選ぶことが可能だという。
天井から床、シート、そしてレザーとのコンビネーションを選ぶことや、色で遊び、ダイナミックなデザインを施すなど、パーソナルな楽しみ方ができる。トランスミッション トンネルのサイド バンドと組み合わせたロゴとイタリアン トリコロールの刺繡も、内装に施されている。
ステアリングホイールをアルカンターラで覆うことにより、スポーティな走行条件での摩耗やグリップに対する耐性もあるそうだ。渋い外装の色にあわせて、ビビッドなオレンジとグレーのアルカンターラを選び、自分だけの車を創り楽しむことができる。
泣く子も黙るスーパーカーブランドとして名を馳せるランボルギーニだが、今後は環境に影響の少ないモビリティ・ソリューションの提案に力を入れていくという。サスティナビリティを重視するランボルギーニ社の選択には、2009 年にTUV SUD にカーボン ニュートラルと認定され、CO2 ぜロの排出基準を持つアルカンターラ社の、その名も「アルカンターラ」が最適という結論に至ったという。
アルカンターラ社とは?
1972年に設立されたアルカンターラ社は、本社をミラノに置き、ウンブリア州の中心であるネラ・モントロに、生産拠点と研究開発施設を置いている。メイド イン イタリアの品質を誇る最高級素材を提供している。
アルカンターラ社(Alcantara S.p.A.)の登録商標であり、独自の技術により生み出され
た他に類のない優れた感覚、美しさ、機能性を兼ね備えた画期的素材とされている。驚くべき多様性を備え、ファッション、アクセサリー、自動車、インテリアデザインおよび室内装飾、家電など、さまざまな分野の一流ブランドに選ばれている。
上記の特性とサスティナビリティ(持続可能性)への真摯な取り組みをする企業姿勢や認証取得の実績など、アルカンターラは現代的なライフスタイルと環境を尊重しながら、毎日使うものの品質を追求したい人のためのライフスタイルの象徴としている。