最新BMWデザインの方向性が示された! 4シリーズクーペのスタディモデルと予想されるコンセプトモデルがフランクフルトに現れた。
コンセプト4は次世代のBMWクーペ、具体的には4シリーズクーペのスタディモデルと予想される。フロントセクションは近年のi NEXTやM NEXTコンセプトと同じく、巨大なキドニーグリルが特徴的。フロントセクションは先進的なデザインだが、1930年代の伝説的な328、あるいは3.0CSiを彷彿させるエッセンスが詰め込まれているという。
スポーティなイメージとなるようにローアンドワイドな造形だが、プレスラインは少なくシンプルな印象。もちろん次期4シリーズは昨年登場した現行型3シリーズをベースとしており、つまり3シリーズから大きく外れたデザインとはならないだろう。このコンセプトモデルはあくまでデザインスタディというところだ。今後BMWデザインが全般にこのようなテイストになるかは不明だが、少なくともキドニーグリルの巨大化路線は明確になったようだ。
展示車のボディカラーはフォービドゥンレッドという新色で深みのある赤で艶っぽい。市販の暁にはこのカラーも採用されるのだろうか。