9月4日、日産自動車は7月16日に発表した新型「スカイライン」の受注が、発表から1カ月半で1760台を突破したことを報じた。この受注数は、販売計画の約9倍になるという。
高性能版「400R」を含むターボモデルが受注数の52%を占める
受注実績の内訳は、「プロパイロット2.0」を搭載したハイブリッドモデルが48%、ターボモデルが52%。ターボモデルでは高性能版の「400R」が半数にのぼっており、想定以上の人気。400Rは、平均年齢が50代後半のセダン市場において、40代以下のカスタマーが3割近くにおよび、年齢層の若い顧客が多いのが特徴とのこと。
ボディカラーはブリリアントホワイトパールが一番人気で、40%をしめている。また、次世代の専用車載通信ユニットにより、多彩なサービスを提供するコネクテッドカーサービス「NissanConnectサービス」も好評とのことだ。
日産の星野朝子執行役副社長は次のようにコメントを発表した。
「新型スカイラインの発表以降、多くのお客さまから高い関心をいただき、発売を前に、いち早くお選びいただいたことを非常にうれしく思っています。また、高速道路でのハンズオフを実現したプロパイロット2.0の搭載モデルはもちろん、胸のすく力強い走りを特徴とする400Rにもたくさんのお客さまからオーダーをいただき、改めてこの『スカイライン』というクルマの使命と、特別なブランド価値を実感しています。9月17日の発売からは、更にたくさんのお客さまに、『技術の日産』の先進技術がもたらす『スカイライン』のワクワクを日産の販売店でご体感いただきたいと思います」