7月24日、ボルボ・カー・ジャパンは、全国のボルボ正規販売店のセールススタッフを対象に顧客満足度向上を目的としたセールス・ロールプレイコンテスト「第3回CS-VESC」の全国決勝大会を、ヒルトン東京ベイ(千葉県浦安市)で開催した。
チーム部門は「ボルボ・カー東名横浜」が、個人部門は「ボルボスタジオ青山」の鈴木裕美さんが優勝
CS-VESC(Customer Satisfaction-Volvo Excellent Salespersons Contest)は、顧客満足度の向上や、セールススタッフも商品説明スキル向上を目的としており、1990年から2008年までに計10回開催された「VESC」の内容を刷新し、2015年から個人部門に加え、チームでのおもてなしや店舗におけるチームワークに焦点をあてたチーム部門を含む、総合ロールプレイコンテストとして開催している。
CS-VESCとして3回目を迎えた今回は、全国720名のなかから、各店舗での選考会やセミファイナルを勝ち抜いた7チームと、個人6名が、日ごろ培っている販売・接客スキルを競った。
競技内容を簡単に説明しよう。
出場者には事前に最低限の顧客情報が共有され、個人の部では7分、チームの部では20分の制限時間内で顧客対応を行う。来店時のアプローチから試乗への誘導まで、ボルボ・スタンダードに準じた接遇マナーをベースに、顧客のニーズを把握し、車両やブランドに対する知識を踏まえたユーザー目線での対応の優劣が評価の対象となる。
今回、チーム部門では「ボルボ・カー横浜」が、個人部門ではボルボスタジオ青山の鈴木裕美さんが優勝。各部門の入賞者は、ボルボ・カーズ本社のあるスウェーデンへの海外研修に招待される。
大会終了後、ボルボ・カー・ジャパンの木村隆之社長は次のようにコメントした。
「各チーム、各個人の個性や持ち味が良く出ており、決勝に進出した27名全員が素晴らしい内容で、とてもレベルが高かったということに誇りを持ってもらいたい。今後のボルボブランドの顧客満足度向上の活動にはこの27名が引っ張っていく」
一方、ボルボ・カー・ジャパンの菅原雅樹営業部長は「回数を追うごとにレベルがアップしていると感じる。今後はボルボブランドの安全や環境、デザインに対する考え方など、上位概念の思想のもとに商品が具現化されていることを理解することが重要である」とコメントしている。
ボルボ・カー・ジャパンは「CS-VESC」を通じて、今後もさらなる顧客サービスの向上に取り組んでいくとのことだ。
●第3回CS-VESC全国決勝大会結果
チーム部門
第1位:ボルボ・カー東名横浜(小野寺一平/遠山やす子/萩野健一)
第2位:ボルボスタジオ青山(小池上七実子/牧之瀬宏太/見吉麻希)
第3位:ボルボ・カー神戸(奥村健作/佐藤淳之/東 美紀)
個人部門
第1位:鈴木裕美(ボルボスタジオ青山)
第2位:白子和英(ボルボ・カー虎ノ門)
第3位:山岡裕一(ボルボ・カー成田)/秋田 元(ボルボ・カー杉並)
※敬称略