アオリ運転や追突対策として人気が高まっている前後録画モデル。実勢価格で2万円前後と手が届きやすいプライスながら必要十分な性能を実現している。
REPORT●浜先秀彰(HAMASAKI Hideaki)
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Yupiteru DRY-TW7500d……オープン価格
コンパクトな本体にブラケット一体型のサブカメラを組み合わせた2ピースモデル。付属ケーブルは9mの長さを持つロングタイプで、ミニバンやSUVなどの大きなクルマにも無理なく取り付けができる。
本体内蔵のフロントカメラは200万画素CMOSセンサーを搭載し、フルHD画質で映像を記録。明暗差を補正するHDR機能も備えている。サブカメラは100万画素CMOSセンサーを搭載し、HD画質での映像記録が可能だ。別売の駐車記録用オプション(マルチバッテリー、電圧監視機能付き電源ユニット)を接続すれば駐車中に衝撃を検知して自動的に録画が行える。
記録映像はフロントカメラ、サブカメラともにクラストップレベルといえる高画質。すみずみまで明るく鮮明でコントラストもはっきりしている。これならばドライブ先の美しい風景を記録するなどビデオカメラ代わりにも使える。装着車のリアウインドーはプライバシーガラスだったが、まったく影響を受けていない。この印象は夜間でも変わらず、必要十分な感度も確保されている。
パソコン向け(Windows7以降)専用ビュワーソフトは車両前後の映像を同時に表示でき、記録された場所の地図やGセンサーのグラフも確認が可能だ。
■GPS:搭載
■Gセンサー:搭載
■ディスプレイサイズ:2型
■最大記録解像度:フロントカメラ1920×1080・サブカメラ1280×720
■最大記録画角:フロントカメラ水平128°/垂直68°/対角153°・サブカメラ水平82°/垂直45°/対角95°