価格は高いものの、高性能で魅力的なパーツはたくさんある。しかし、走り込むとパーツの消耗も激しい。ランニングコストを考えると、限られた予算でも満足度の高い、割安感あるパーツをチョイスする必要がある。レブスピード8月号(6/26発売)では、チューニングショップをはじめとする目利きのプロが、「価格と性能がマッチしていて、コストパフォーマンスが高い」パーツをセレクト。ここではその一部を紹介しよう。
推薦品その1「ZONEブレーキパッド」 推薦者:ストラダーレ 加藤博之代表
ZONEは田中ミノルさんが開発するブレーキパッドで、制動力が違う16種類の摩材ラインアップから構成される。前後のブレーキパランスを、パッドで調整することが可能だ。
ストラダーレの加藤代表は、最近はZONEのブレーキパッドの買い得感が高くなっており、特にお薦めだという。
「ZONEのパッドに価格改定があったんですね。フロント用の03Cでいえば、以前は2万円以上していたのですが、いまは1万6000円(税別)ですよ。もちろん性能は今までどおりバッチリです。FF車ではリヤパッドの効きが強いとリアロックしてしまい姿勢が乱れてしまいやすいものです。その対応でFFのリヤ用で効きを落としたパッドの86R、89Rをよく使っていますが、それらも1万2000円程度となりました。この低価格ながらも、どちらもデモカーやサーキットを頻繁に走るユーザーが使っても、まったく不満が出ない性能です」
■ZONEブレーキパッド
03C 1万7200円
86A 1万1880円
89R 1万2960円
このようにレブスピード8月号では、「プロも薦める、安くていいもの」をさまざまなジャンルから総力取材! 今後のパーツをチョイスする際に参考になる生の声が盛りだくさんだ。