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レブスピードが注目している天気アプリが「サーキット ライブ ウェザー」。SUGO、もてぎ、富士、岡山国際、オートポリスに対応し、コースの2箇所からの観測データを、スマホで簡単にチェックできる。
●text/佐藤和徳(レブスピード編集部)
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気温が上昇するこの時期は、エンジンの回り方が重くなるのは経験上知っていることだろう。吸気温度が上昇してエンジンパワーが低下。あわせて湿度も高くなると、空気抵抗が増えてストレートスピードが伸びない。路面温度も高くなり過ぎるとタイヤグリップも減少する。
これらの要因でラップタイムが低下しても、データがないアマチュアは「今日はなぜかタイムが出ない」と原因がわからずに悩んでしまう。
(気温が低い冬や、気圧が高い日は大幅にタイムアップすることも珍しくない。それもなぜかわからないままに……)
そこで、スキルアップのためには、走行時に正しい気象データを記録しておくことを勧める。
走行会の1日でも、朝イチ、昼、夕方と走行セッションごとに条件は大きく変わる。気温が低くタイムが出やすい朝イチからタイムの推移を気象データとともに残していけば、「いい走りをしているのに、なぜか!?朝イチのタイムを抜けない」なんてことで悩むこともなくなる。
加えて、1年を通じてデータを取りながらタイムと照らし合わせていけば、好タイムが出にくい夏場でも自身の上達具合を判断できるというもの。
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嬉しいことに、この「サーキット ライブ ウエザー」は無料。しかもコースの観測地点は2箇所のデータをチェックできる(コースの西と東では天気が違うことがよくある。上の鈴鹿での同時間での画面での数値を見比べてほしい)。レーシングチームが使うプロユースの有料版もあるが、まずはこれだけでも十分な情報量だ。
最後に、「サーキット ライブ ウェザー」のデータを、コースインゲートに掲示しているサーキットがあることをお伝えしておこう。信頼性は高い。