約120台のヘリテージカーと新車、関連商品が集う展示会「オートモビルカウンシル」が、4月5日から7日まで千葉県の幕張メッセで開催。ホンダは「Hondaものづくり-継承されるM・M思想~生活を豊かにする“人中心”のコンセプト~」をテーマに、初代シティやN-VANなどを出品した。
PHOTO&REPORT●遠藤正賢(ENDO Masakatsu)
その中でも、“トールボーイデザイン”を採用し81年に誕生した初代シティは、ポップな内外装と広い室内空間、優れた空力性能を両立。さらにはこのシティへの搭載を前提としてトランクバイク「モトコンポ」も同時開発し発売するなど、様々なアイデアが盛り込まれた極めて革新的なコンパクトカーだった。会場にはこのモトコンポに加え、同時期に発売された携帯発電機「デンタ」も出品し、当時の雰囲気を伝えていた。
そんなシティの設計思想を今に受け継ぐモデルとして、ホンダは軽商用車のN-VANも、50ccバイク「クロスカブ50」とハンディタイプ蓄電機「LiB-AID E500」を積載した状態で展示。