データシステムでは東京オートサロンに参考出品したドライブレコーダーを鋭意開発中! この期待のモデルについて現時点でわかっていることをお伝えしよう。
REPORT●浜先秀彰(HAMASAKI Hideaki)
データシステムはカメラユニットやモニター、カーナビ関連アダプターなどの車載電装品メーカーとして知られているが、ここ数年はドライブレコーダーにも積極的に力を入れている。現在のメイン機種は車両前後をフルHD画質で撮影できる「DVR3100」だが、新たなラインアップとして「DVR3400」、「DVR3200」を鋭意開発中だ。
どちらも今夏のリリースを目指しているもので、1月に千葉県の幕張メッセで開催された東京オートサロンに参考出品されていたもの。ドライブレコーダーの購入を考えている人には絶対に見逃せないモデルといえるだろう。
データシステム DVR3400……今夏発売予定
DVR3400はシリーズ最上級となるモデルで、従来からのDVR3000の後継となるイメージだ。スリムでワイドなボディには大型の背面ディスプレイを搭載し、操作キーは大型のものを運転席寄りの右側に配置。使い勝手を大幅に高めていることが予想できる。
最大の特徴となるのは業界最高レベルとなる4K画質(3840×2160)を達成していることで、これほど高精細なモデルは国産メーカーには見られない。事故の状況を詳細に確認できるのはもちろんのこと、ビデオカメラ代わりに旅の思い出を残すのにも向いている。
データシステム DVR3400……今夏発売予定
そしてDVR3200はコンパクトで取付け性に優れたモデル。フロントガラスに貼り付けるだけでなく、ダッシュボード上にも置くことができる。背面ディスプレイはそれほど大きくないが、その下に4つの操作キーを備え、扱いやすそうなデザインだ。
フルHD画質、3M画質を超えるWQHD画質(2560×1440)を実現し、誰もが満足できるハイクオリティな映像記録が可能だ。また、オプションに小型リアカメラを用意しており、これを接続することで車両前後の状況を同時に撮影できるようになる。アオリ運転や追突にも対応するのだ。
どちらのモデルも現時点でわかっていることは少ないが、リリースが待ち遠しいことは間違いない。なお、デザインや仕様については正式発売までに変更される可能性もある。