ガソリン車並みの大容量ラゲッジスペース、トランクスルーの実現など、正統派セダンの実用性に一切の妥協がないのがインサイトの強みだ。後席下にIPUを搭載しながら、十分な座面の厚みを確保し、快適性を担保している。アレンジできるドリンクホルダーなど、ホンダならではのアイデアも満載だ。
REPORT●工藤貴宏(KUDO Takahiro)
PHOTO●中野幸次(NAKANO Koji)
新型ホンダ・インサイトとトヨタ・プリウスのボディサイズとラゲッジスペースを比較してみる
スマートウエルカムランプ
使いやすいスマホ置き場を用意
〈運転席まわり〉運転操作をスムーズにする先進装備 上質でエレガントな室内空間
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多彩な情報を瞬時に見やすく表示するマルチインフォメーションディスプレイ
〈ナビ・AV・空調〉専用デザインの高精細8.0型ナビ 8スピーカーが最適な音場をもたらす
後席会話機能もあるinternaviを搭載
さまざまな視覚情報の提供により高まる安全性能
〈居住性&乗降性〉余裕を持って大人4人がくつろげる室内空間
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注目装備
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〈室内の収納スペース〉手が届きやすく使いやすいアイデアの数々
〈自在にアレンジできる前席ドリンクホルダー部分〉
ラッゲジルーム〈ガソリン車に遜色ない大容量のトランクルーム〉
新型インサイトの荷室の素晴らしさは、「ハイブリッドだから」という言い訳を無用としたことに尽きる。奥行きも深さもたっぷりで、同じクラスのガソリン車と比べても遜色のない広さなのだ。容量は519ℓで、大型のスーツケース3つ分ほどの広さがある。
開口部の広いトランクスルーが使えるあたりも、従来のハイブリッドセダンとは大きな違い。背もたれ倒しは左右6対4分割で行なえる。倒したシート部分とトランクフロアの床には70㎜ほどの段差ができるが、これは完全フラットよりもトランク低床化を優先したと考えれば納得。
注目装備
〈Hondaスマートキー〉箱型のキーを携帯すればドア解錠やシステムの起動が可能。トランクリッドを開けるボタンも用意。
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クラス随一の上質セダン
1.5ℓ i-MMD搭載。動的質感と燃費34.2km/ℓを両立した新生ハイブリッド
ドライビングインプレッション
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