「全面刷新のインパネに大型10.1インチモニターを新設定」
オプションの10.1 インチモニターに映し出されるアラウンドビューモニター、e-Assist による数々の先進安全機能、インパネとシート表皮の変更など、使い勝手の注目点は多岐にわたる。シートバックポケットなど、細かな部分にも見逃せない使いやすさが盛り込まれているのだ。
REPORT●小林秀雄(KOBAYASHI Hideo)
ASSISTANT●菅原樹里亜(SUGAWARA Juria)(身長160㎝)
PHOTO●中野幸次(NAKANO Koji)/平野 陽(HIRANO Akio)
取材車のプロフィール DELICA D:5 URBAN GEAR G-Power Package
ボディカラー:アイガーグレーメタリック インテリアカラー:ブラック
メーカーオプション: マルチアラウンドビューモニター/自動防眩ルームミラー/DELICA D:5オリジナルナビ取付パッケージⅡ/後側方車両検知警報システム/後退時車両検知警報システム/レーンチェンジアシスト ディーラーオプション: テールゲートスポイラー/リモコンエンジンスターター/フロアマット/10.1型メモリーナビゲーション
クローズ&ロック機構を採用
マルチアラウンドモニターが便利
〈運転席まわり〉車体姿勢を把握しやすい水平基調のインパネ
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左側のステアリングスイッチはオーディオやハンズフリー通話、音声で目的地設定ができるボイスコマンドなどを操作できる。右側はレーダークルーズコントロール用で、速度や車間距離の調整が行なえる。
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マルチインフォメーションディスプレイ
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〈ナビ・AV・空調〉ぜひ装着したいデリカD:5オリジナルの10.1型ナビ
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マルチアラウンドモニターで安全性と利便性を向上
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〈居住性&乗降性〉触れる部分にソフトパッドを採用。シートはラミ付きエンボス加工
1列目
メイン材にはキルティングをイメージさせるエンボス加工を施し、サイド材には起毛調生地を採用。ショルダー部分が大きく張り出したデザインとなっており、身体全体が包まれるような安心感を覚える。アイポイントが高く、周囲を見下ろすような操縦感覚は健在。新たに電動パワーステアリングが採用され、ハンドル操作が軽くなった。
2列目
写真は7人乗り仕様のキャプテンシート。前後スライドとリクライニング機構が備わり、左右のアームレストも装備。スライドを一番後ろまで下げると膝前に約230㎜の広大なクリアランスを生み出し、一番前にした状態でも約60㎜の間隔を確保できる。頭上スペースも約180㎜と広く、ゆったりとした居住空間が用意されている。
3列目
3列目席にもしっかりとした大きさのシートを装備。頭上には約100 ㎜のスペースがあり、成人が常用するのに適した広さが確保されている。スライド機構も備わるため、シートの位置を適宜調整することが可能。2列目席と3列目席をともに一番後ろに下げた状態だと、3列目の膝前には約220 ㎜のゆとりを確保できる。
〈注目装備〉
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「キーレスオペレーションキー」ドアの解錠/施錠、エレクトリックテールゲートの開閉、両サイドには電動スライドドアのリモコン操作スイッチを装備。
〈室内の収納スペース〉細やかな配慮がうれしいフロアコンソールボックス
〈ラゲッジルーム〉シートアレンジとレイアウトは先代を継承
3列目最後部
荷室空間とシートアレンジは先代と同様。3列目席には5対5分割の跳ね上げ格納機構とスライド機構を装備する。3列目席を一番後ろにした状態だと、奥行きは210㎜しかなく、あまり大きな荷物を積むことはできない。
3列目跳上げ2列目最後部
3列目席を跳ね上げ、2列目席を一番後ろの状態にすると奥行きは約1180㎜となる。この状態での乗車定員は4人もしくは5人だが、よほど嵩張る荷物でもない限り、4〜5人分の旅行カバンは余裕で飲み込むことができるだろう。
3列目跳上げ2列目最前部
写真では分かりにくいが、2列目席の座面をチップアップして一番前までスライドさせると、奥行きは1600㎜まで拡大。ここまでくれば自転車でも積み込むことが可能だ。
3列目最前部
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