パナソニックの最新、最上級カーナビ「ストラーダCN-F1XVD」の実力を普段のドライブを通してお伝えする連載。今回はルックス編だ。
REPORT●浜先秀彰(HAMASAKI Hideaki) PHOTO●澤田和久(SAWADA Kazuhisa)
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パナソニック ストラーダ CN-F1XVD……オープン価格
CN-F1XVDはストラーダシリーズの最上級機に位置づけられるだけに、上質感あふれるデザインを備えている。所有する喜びを感じさせてくれるのも、このモデルの大きな魅力といえるだろう。
パナソニック独自のDYNABIGスイングディスプレイは本体ユニットの前面にディスプレイユニットが接続されたフローティングスタイル。汎用型大画面ナビを実現するための形状ではあるが、一見したところディスプレイ部が浮いて見えるような先進性あふれるデザインに仕上げられている。
フロントパネルの縁に施されているのは「ダイヤカットエッジ」。角を直角に落とすのではなく角度をつけることによって引き締まった印象を与えている。
また、ディスプレイパネルの周囲にはやや暗いトーンに仕上げられたアルミ製のフレームが組み込まれており、鈍く光る金属ならではの質感が高級感を与える。操作ボタンの部分にはブラインドタッチができるように突起や凹凸が付けられており、実用面も考えられている。
そして驚かされるのが前面部分に一切のロゴが入っていないこと。普通はブランド名などが印字されているものだが、このモデルについてはデザイン性を優先させて排除。エンジンを切った状態では“ブラックアウト”化し、使用していないときでもクールな「カッコよさ」を演出しているのだ。
では「Strada」のロゴは?というと、美しいピアノブラックで仕上げられた背面部分にさりげなく入る。車種によっては車外からチラリと見え、さりげないアピールをするのだ。
この機種はディスクを出し入れするとき以外、本体ユニットがほとんど見えないのだが、もちろん抜かりなくデザインされている。ガンメタリックとピアノブラックのツートーンでディスプレイユニットと共通するイメージだ。