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【巨人】“凱旋登板”西舘勇陽5回2失点で白星ならず「追いついてもらった後…できずに悔しい」


巨人対中日 5回表、中日に勝ち越しを許した巨人の先発西舘(撮影・たえ見朱実)

“凱旋(がいせん)登板”に臨んだ巨人西舘勇陽投手(23)だったが、白星はつかめなかった。5回2失点、80球を投げ終え、1点を追う5回に代打を送られて降板。「追いついてもらった後の回、0に抑えて流れをつかまないといけなかったのですが、できずに悔しい」と肩を落とした。

岩手出身の右腕。今季はこの日と今日9日の福島開催しかない東北でのマウンドの1つを託されていた。「勝つところを見せるのが一番いい形ではある。そのために頑張りたい」と誓っていた地で、苦杯をなめた。

2回に先頭打者の中日細川に左翼へ豪快に運ばれる場外弾で先制点を献上。3、4回と3者凡退で抑えた後の5回には、石伊にプロ1号ソロで追加点を奪われた。3連続三振と波に乗ってきたかと思われた直後の落とし穴だった。

自身にノルマを課していた。週頭のマウンドに上がるのは、前回1日の阪神戦(甲子園)に続いて2度目。6回2失点も黒星だった“頭デビュー戦”を念頭に、「前回6(回)で終わったんですけど、火曜日で投げている以上は7(回)はいきたい」。自覚と責任感を言葉にしていたが、その目標には届かなかった。

杉内投手チーフコーチは「ドームと違い暑いが、条件は相手も同じなので1イニングでも長く投げてほしい」と見守っていた。前日、7月7日にちなんで願い事を聞かれると、思案の末に「このままローテーションで最後まで完走、シーズンを終われるように」と言葉に力を込めた。午後7時を過ぎても30度を超えた山形で、噴き出す汗を感じた悔しさを、次につなげていく。【阿部健吾】

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