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本当にレーザー&レーダーパトカーにはお手上げなの? 2019年交通取り締まりの傾向と対策! Part2【交通取締情報】


今や、ほとんどの都道府県に配備されている、レーダーパトカー、そして新進気鋭のレーザーパトカーも、北海道を始め、熊本県、静岡県、沖縄県等に配備済み。特にレーザーパトカーはルーフ上にレーザー式移動オービスを搭載した「移動する移動オービス」として、大活躍中だ。今後、全国的に増殖しそうな警察の新兵器の脅威を、おさらいしておこう!

☆レーザー&レーダーパトカー

神出鬼没&後方からも計測可能なフレキシブルさにも注意!

ルーフ上にレーザー式移動オービス(LSM-200)を搭載した、レーザーパトカー。横長の窓の奥に、レーザースキャンセンサーとカメラが収められている。

 ルーフ上にレーダー式速度測定器を搭載し、レーダー波で速度を測るのがレーザーパトカー。レーダーに代りレーザー式移動オービスを、同じくルーフ上に装備しているのが、レーザーパトカー。どちらも測定後(レーダーパトは撮影もする)、追尾によって違反車(者)を検挙している。もちろん、その場だけではなく、さらに他の場所へ移動して、待ち伏せすることも可能だ。




 レーザーパトはもちろんだが、レーダーパトの方も、いわゆる「ステルス方式」の測定が行われているため、レーダー探知機はほとんど役に立たない。レーダー波(電波)をキャッチしても、すでに測定済み、だからだ。運良く、前車に照射されたレーダー波を拾えれば、間一髪、助かることもあるが、主に単独走行車を狙っているため、あまり現実的ではない。最近のレーダー探知機やナビゲーションアプリ等にはレーダー&レーザーパトカーによる取り締まりポイントが搭載されている製品もあるが、あくまでも目撃情報であり、移動オービスより機動性が高いと言うことを考えれば、気休め程度に思っておいた方がいいだろう。




 さらに始末が悪いことに、レーダー&レーザーパトカーは前方からだけではなく、後方からもスピードを測定することが出来る。対向車線にいるのを見つけたとしても、もしかしたら計測されているのは自分のクルマかもしれない、というわけだ。こいつは怖い!




 というわけで、その性格上、これと言った対処法はないというのが正直なところだが、以前にも紹介した次の「注意ポイント」をぜひ参考にして欲しい。

●注意ポイント


1. 飛ばしている時は前車の挙動に目を光らせること。前車がブレーキを踏んだら、迷わず減速すべし。




2. 単独走行時は特に危険。一般的なネズミ捕りよりもかなり距離の離れた地点から、しかも窓越しの視認になるので、複数のクルマが走っている時よりも断然、狙われやすいからだ。




3.レーザーによる速度測定の精度はまだ警察内部でも評価が定まっていないと言われている。下手すれば誤測定で捕まる可能性もあるわけだ(これはネズミ捕りでも同じ)。ただ、「そんなに出していない」という言い訳は通用しないので、できればドライブレコーダーを装備したい。いざとなれば画像から速度を割り出すことも可能だからだ。

※Part3 駐車違反/歩行者妨害編は、近日公開!

Part1 オービス&移動オービス/あおり運転編は、こちら!

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最新オービス情報や種類解説は、こちら!

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