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3代目シルビア(S110)に5代目シルビア(S13)のメカを搭載【シルビアハッチバックターボZSE】


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1979年にデビューしたシルビアの3世代目、S110シリーズ。この形式を聞いて真っ先に思いつくのが、マイナーチェンジ後に設定されたRSという人も多いはず。




スカイラインに少し遅れたものの、もともとシルビア用に開発されたという説まであるFJ20は、レース直系と騒がれた高性能ユニットだ。

搭載されたRSは最高峰のレース、シルエットフォーミュラ(G5)で星野一義選手が乗って大活躍した他、グループBラリー用として排気量アップ&オーバーフェンダー化された240RSなどのホモロゲ取得用特殊モデルが存在し、人気ドラマだった西部警察では、派手なカーアクションを繰り広げ大人気となった。




洗練されたスタイリングに、最先端の装備など、車格もスペシャリティカーという言葉が当てはまる。それでいて走りのほうもハイレベルなものと言われた。




ところで、今回紹介するマシンはRSではなくハッチバッククーペ。もともと1800ccのターボエンジン(Z18ET)が搭載されていたZSEというグレードだ。




オーナーはRSも含め、S110系のシルビアを何台も乗り継いだというスジ金入り。今では、このクルマにトコトン惚れ込んでいて、ハッチバッククーペモデルの保存性、快適性を高めることを目的に多くの部分に手が加えられている。




その内容は、鮮やかな結晶塗装がカムカバーにほど越されたS13用SR20DETエンジン&ミッション移植を筆頭に、足まわりやブレーキなど各部に性能やパーツ供給の不安がないものを取り入れている。

驚きなのが、この改造の主要な部分はディーラーで改造(アップデート)されているということ。なんでも、懇意にしているディーラーに相談を持ちかけたところ、完全合法状態を保つことを条件にすることを条件に気持ちよく引き受けてくれたとか。




そして、車両の完成度が高まってくると当初は動態保存&イベントSPLと考えていたオーナーの気持ちは走りに向かい…、サーキット走行まで楽しむようになってきた。調子が良くなれば走りたくなる。これは走り屋&クルマ好きにとって、ごく当たり前の感覚なのだから仕方がない。


(PHOTO:Nobutoshi Kaneko)

S14シルビア用の4ポッドキャリパーに、280mmのローターを組み合わせたフロントブレーキ。装着されるホイールはRSワタナベのマグタイプ。
ブレーキの強化にあわせてマスターシリンダーもDR30用の1インチタイプに変更している。


北米輸出モデル(200SX)のオプションパーツだった貴重なリヤガーニッシュを装備し、ナンバーをリヤに移植。
マフラーはステンの砲弾型、このクルマの新車当時にはなかったものだ。サイドマーカーも輸出仕様。


ネットオークションで探したといクリアカットレンズ+HIDでキリリと引き締まったフェイスを実現。ドアミラーは当時解禁になったばかりで専用がなく、日産純正汎用を装備。今では絶版の希少品。
シートはリフレッシュをかねて、そこそこホールド性が高いBNR32用を移植している。


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