Hondaは、クラストップレベル※1の動力性能や優れた経済性で好評を得ている大型4ストローク船外機「BF250(250馬力)」「BF225(225馬力)」「BF200(200馬力)」を一部改良し、12月11日(火)より全国のHonda船外機取扱店で販売する。
※1200、225、250の各馬力帯の船外機として。Honda調べ(2018年12月現在)
BF250/BF225/BF200は、新たにV字型フォルムデザインを採用し、力強さとエレガントさを表現している。また、エンジンの吸気をセミ・ダイレクト吸気とすることで、水の浸入や外観の劣化を抑止。加えて、Vバンクアノードメタルの数を倍増することで、エンジン内の耐腐食性を向上した。さらに、オイルパンやプロペラシャフトホルダーに新採用したアルミニウム素材や、ボルトの表面防食処理の強化によりエンジン外部の耐腐食性も高めるなど、耐久性の向上を図っている。
またBF225/BF200には、これまでBF250で好評の3.6L V型6気筒エンジンを新たに搭載。加えて耐久性に優れたギアケースや大径プロペラを新たに採用することで、低回転域から高回転域まで幅広い回転域で優れたトルク特性を実現した。これにより漁船からプレジャーボートまで、さまざまな船舶への搭載を可能とし、多様な用途に対応している。
販売計画台数(年間・国内海外シリーズ合計)は国内100台/海外3000台の合計3100台。
BF250/BF225/BF200の主な特長
■ 耐久性の向上
・エンジン吸気にカバ-内吸気とファン式強制排熱構造を組み合わせたセミ・ダイレクト吸気を採用することで、水の浸入や外観の劣化を抑止して耐久性を向上。
・アンダーケースの外観構造をリブ付きのプロテクト構造とすることで、汚れや傷を目立ちにくくさせ、塩水に強い構造としている。
・大型のリアカバーの採用で、アイドルポートの汚れを防止し、加えてアンダーカバーの耐久性を向上。
・腐食しにくい新素材のアルミニウムをオイルパンやプロペラシャフトホルダーに採用し、さらに各種取り付け用ボルトの表面の防食処理を強化することで耐久性を向上。
・Vバンクアノードメタルの数を従来の2個から4個に倍増することで、エンジン内の耐腐食性を向上。
■ 整備時間の短縮
・レベルゲージ用チューブの内径を拡大することで、オイル交換時間の短縮を実現。
・高圧側燃料フィルターをベーパーセパレーター別体構造としながらヘッドカバーに配置することで、フィルター交換時間を従来の約60分から約5分へと大幅に短縮。
・低圧側燃料フィルターとウォーターセパレーターを一体化しながら取り付け位置を最適化することで、フィルターの洗浄作業時間を従来の約20分から約5分へと大幅に短縮。
■ デザイン
・Honda船外機シリーズで好評の「ウイングフォルム」をベースとした新V字型フォルムデザインを採用し、V6エンジン搭載モデルのデザインを統一。カラーリングには「アクアマリンシルバーメタリック」※2を引き続き採用し、澄んだ水と高い環境適合性を表現している。
※2BF250 XRJタイプには、「グランプリホワイト」も設定。21,600円(消費税抜き 20,000円)高
■ 動力性能の向上(BF225/BF200のみ)
・3.6L V型6気筒エンジンを新たに搭載。大型ギアケースの適用やギア比の変更も施して、大径プロペラの装着を可能とし、排気量の拡大と併せて、より高い推進力を実現。
メーカー希望小売価格
BF250 LRJ 2,354,400円(消費税抜き本体価格 2,180,000円)
BF250 XRJ 2,376,000円(消費税抜き本体価格 2,200,000円)
BF250 URJ 2,419,200円(消費税抜き本体価格 2,240,000円)
BF250 XCRJ 2,419,200円(消費税抜き本体価格 2,240,000円)
BF225 LRJ 2,255,040円(消費税抜き本体価格 2,088,000円)
BF225 XRJ 2,276,640円(消費税抜き本体価格 2,108,000円)
BF225 XCRJ 2,319,840円(消費税抜き本体価格 2,148,000円)
BF200 XRJ 2,147,040円(消費税抜き本体価格 1,988,000円)