
米番組「MLB Now」は23日(日本時間24日)までに、米国野球殿堂入り式典を控えるイチロー氏(51=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)を特集し、ヤンキースで同僚だったデレク・ジーター氏(51)が登場した。
イチロー氏は日本人で初めて米国野球殿堂入りを果たし、27日(同28日)にニューヨーク州クーパーズタウンでの表彰式典を控えている。ジーター氏は12年途中から現役最終年の14年終了まで、イチロー氏と同僚。同氏が15~17年にマーリンズでプレーしていた間には、ジーター氏が球団CEOとなり、経営者と所属選手の関係でもあった。
ジーター氏はイチロー氏への思いを問われ「今オオタニがアメリカで活躍しているけど、イチローはグラウンド上だけじゃなくて、グラウンド外でも大変だったんです。世界的な注目を浴びていたんです。ヒデキ・マツイの時も似たような感じでしたけどね。イチローは今まで誰も見たことがないタイプの選手だった」と語った。
つづけて「とにかくバットに当てるし、スイングする前から走りだしていたからね。守備も一流で盗塁もする、肩も強かった。何でもできる選手でした。今はそういう選手ってあまりいませんから。今後も現れるかわかりません」と話した。