ブランドや車種の個性が表れるのは、デザインやメカニズムだけとは限らない。例えば、収納スペースもそのひとつ。ユーザーが少しでも使いやすいように創意工夫が凝らされている。そのこだわりをチェックしてみた。
TNGA第二弾として登場したクロスオーバーSUVのC-HR。C-HRは、1.2ℓの直4ターボエンジン/1.8ℓ直4+THSⅡの2種類のパワートレーンをラインアップに持つ。
その魅力は、ルックスだけではない。欧州で10万kmにも及ぶテスト、そして過酷なニュルブルクリンク24時間耐久レースにも参戦して、徹底的にシャシーを鍛え上げてきた。そう、走りも高レベルなのだ。
では、インテリアはどうだろう? 使い勝手は?
C-HRの室内加飾へのこだわりは驚くばかり。スイッチだけでなく、ドアトリムや天井までダイヤモンドをモチーフに演出。外観だけでなく、室内も他車と明らかに違った雰囲気が満ちているのだ。クーペ感覚がウリなだけでに、広大なインテリア、というわけではないが、それゆえ、運転席周りは「コックピット」と呼びたくなるような空間に仕上がっている。