ブランドや車種の個性が表れるのは、デザインやメカニズムだけとは限らない。例えば、収納スペースもそのひとつ。ユーザーが少しでも使いやすいように創意工夫が凝らされている。そのこだわりをチェックしてみた。
1991年に初代モデルが登場。現行型は2016年デビューの5代目となる。これぞミニバン!!というプロポーションは踏襲するが、狭い場所でも荷物が積み込みやすいようにテールゲートのウィンドウ部だけを開けられる機構が備わっており、さらなる使いやすさを実現している。そのほかにも、カメラで前走車と車線を認識して追従走行する「プロパイロット」を搭載。18年2月にはモーター駆動による軽快感が魅力の「e-POWER」が追加された。
乗員全員が快適に過ごせる空間づくり
空間の広さに加えて、快適性もミニバンの欠かせない項目。「セレナe-POWER」はこの点に抜かりはなく、例えばスマホなどの充電に使うUSB端子を全席分(3列目はオプション)用意するほか、2列目と3列目乗員用のテーブルも備わる。