「C4ピカソ」の名で長らく親しまれてきたシトロエンの代表的ミニバンが、
新たに「C4スペースツアラー」と名を変えることになった。
合わせてApple社の「CarPlay」にも対応。
その魅力に磨きをかけての再登場である。
ピカソの名にさようなら
すでにヨーロッパ市場などでは改名がすんでいたが、このほど日本市場においてもシトロエンの「C4ピカソ」が「C4スペースツアラー」にネーミングを変更することになった。現在、日本においては5名乗り仕様はラインナップされていないため、7名乗り仕様の「グランドC4スペースツアラー(GRAND C4 SPACETOURER)」のみの再登場となる。
シトロエンは欧州市場において「スペースツアラー」をミニバンを意味するネーミングとして他モデルにも採用しており、今回の改名はその法則をC4ピカソにも適用したことになる。すでに海外の多くの市場において「C4ピカソ」から「C4スペースツアラー」に変更されており、日本市場もそれに追従した形だ。
今回のネーミング変更に合わせ、インフォテインメントの刷新の一環としてApple社の「CarPlay」にも対応を開始。名前だけでなく、しっかり商品力も向上させての年次改良となった。
ラインナップは最高出力165psと最大トルク240Nmを発生する1.6Lガソリンターボを搭載する「グランドC4スペースツアラー SHINE」と、150psと370Nmを発生する2.0Lディーゼルターボを搭載する「グランドC4スペースツアラー SHINE BlueHDi」の二本立て。価格は前者が355万円、後者が380万円となる。