レクサスは8月30日、マイナーチェンジを行なった2ドアクーペのRCを世界初公開し、10月2日〜14日の日程で開催されるパリモーターショーに出展する予定であることを発表した。
よりスポーティかつエレガントなエクステリアを目指して、バンパーコーナーの造形やメッシュパターンのスピンドルグリルなど特徴的なデザインを採用。ヘッドライトは超小型の3連LEDを縦方向に配置し、精悍かつ優美なイメージを醸し出している。
リヤはバンパーコーナーにエアダクトを設けて操縦安定性を向上。リヤランプはL字がより際立つデザインとして、LEXUSクーペとしての存在感をより強調した。
インテリアでは前席のニーパッドを大型化し両端から挟み込む構成とし、空調・オーディオのコントロールパネルをヘアライン調に変更。LCと共通のアナログクロックも採用された。
メカニズム面では、空力性能やサスペンションの改良、パワートレーンのチューニングなどを実施。フラットで滑らかな乗り味とLC譲りのドライバーの操作に忠実なハンドリングを味わえる優れた運動性能を実現したという。具体的にはサイドウインドウモールのフィン形状化、リヤバンパーへのダクト追加によるホイールハウス内の圧力変動軽減など、空力性能に多くの改良が施されている。
また19インチホイール装着車はハイグリップタイヤを新採用し、優れた操舵応答性を実現。サスペンションは、ストロークの速度が極めて低い状態でも十分な減衰力を発揮できる改良型ショックアブソーバーや、より高剛性のブッシュを採用することで、フラットな車両姿勢と高い運動性能を両立させた。加えて2.0Lターボエンジンはアクセル操作に対するレスポンスを向上させる制御を採用している。日本での発売は18年10月下旬の予定だ。
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