次期スープラのデビューが近づいてきた。いわゆる「スポーツカー」は大きなセールスボリュームは期待できないが、自動車メーカーのブランドイメージの構築には大きな力を発揮する。不景気になるとスポーツカーをモデルラインアップから外すメーカーが多いなか、トヨタはなんらかの形でトヨタ流「スポーツカー」を作り続けている。
スポーツカーの定義はいつの時代も難しい。だから、ここではそこは深掘りせずに、トヨタの歴代スポーツカーを大きさから俯瞰してみよう。「へぇ〜あのスポーツカーは、こんな大きさだったんだ!」と思っていただければ、幸いだ。
全長が短い順に並べてみる。
初代MR2(1984年)全長×全幅×全高:3950×1665×1250mm ホイールベース:2320mm
AE86(レビン)1983年 全長×全幅×全高:4180×1625×1335mm ホイールベース:2400mm
さすがに1990年以前のモデルは、みな小さい! 1983年デビューで、いまでも人気のAE86レビン/トレノのサスペンションは、前:ストラット 後:5リンクリジッドで、車重:900-925kg(2ドア)935ー940kg(3ドア)とやはり軽量だ。
翌年の1984年に鳴り物入りでデビューしたMR2(なにせミッドシップ・スポーツカーだったのだから)も全長×全幅×全高:3950×1665×1250mm ホイールベース:2320mmと現代では考えられないくらい小さい。
86(2012年) 全長×全幅×全高:4240×1775×1320mm ホイールベースが2570mm
A90型次期スープラ(2019年?)全長×全幅×全高:4385×1860×1295mm(?)ベース:2470〜2480mm
2019年デビューが噂されている次期スープラ(A90型)の予想スペックは
全長×全幅×全高:4385×1860×1295mm
ホイールベース:2470〜2480mm
程度とされている。ホイールベースは86より短く、トレッドは広いディメンションになると予想されている。全長は4400mmを切るくらいか。