パーツ移植がおわり、無事に車検も取って乗り始めた4号機。MSGアクティブでのボディ補強と、アンクル小山が最終的なセッティングを出してくれた全長調整式車高調、『碓氷SPLⅡ』のおかげで街乗りは快適、攻めても応えてくれる満足度の高い1台に仕上がった。
さらに、運転席、助手席ともにシートレールを加工してBNR32純正シートを装着したり、またまたリヤフェンダーをツメをハンマーで折り曲げ、本来はロードスター用と思われる6.5J×14オフセット+30のRSワタナベRSエイトを組んでネオバを履かせたり…と、オレなりのモディファイを施しつつ、他とは違うマーチスーパーターボを組み上げていった。
まぁ気分も調子もよく、毎日の通勤に遠方への取材にと乗り倒していたんだけど、そのうち3速へのシフトチェンジ時にギヤが引っかかるようになってきた。シンクロの摩耗だろうか。しばらくはいつも以上に丁寧にエンジン回転を合わせて、場合によってはダブルクラッチを使ってと騙しだまし乗っていたけど、普段乗りで気を遣うのはヤダ! と思ってマルホランドにミッションのオーバーホールを依頼することに。
ミッションを降ろしてバラしてみると、やっぱり3速のシンクロがヘタってたんで交換。さらに、「どうせミッション降ろしたんだからクラッチも交換しとく?」ってことで、マルホランドオリジナルのメタルディスクを入れることにした。
このディスク、CG13を載せるK11マーチ1.3ℓモデル用としてラインアップされてたものだけど、実はEK10とK11の1.3ℓモデルはミッション(=メインシャフトのスプライン)が共通だから、流用できてしまうのだ。なもんで、マルホランドが製作したK11サーキット仕様なんかには、EK10マーチR用の純正クロスミッションをよく載せてたっけ。
イナーシャを低減する3枚羽根タイプのディスクで、ミート時の衝撃を緩和するダンパー機能もナシ。カツッとつながるメタルタイプゆえ半クラッチの操作性がややシビアになったけど、それはゼロ発進時のみ気を遣うことであって、走り出しちゃえばシフトチェンジがスパッ! と決まるようになったんで、走りがさらに楽しくなったわけだ。ちなみにクラッチカバーは純正のままだったから、ペダル踏力はノーマルと変わらずだった。
オリジナルマフラーを製作する!
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なんかエンジンの調子がオカシイ…!?
嗚呼、楽しきかな中古車ライフ 第8回:EK10マーチスーパーターボ編(その3)嗚呼、楽しきかな中古車ライフ 第7回:EK10マーチスーパーターボ編(その2)嗚呼、楽しきかな中古車ライフ 第6回:EK10マーチスーパーターボ編(その1)嗚呼、楽しきかな中古車ライフ 第5回:R31スカイライン編嗚呼、楽しきかな中古車ライフ 第4回:レオーネセダンRX-Ⅱ編嗚呼、楽しきかな中古車ライフ 第3回:ボルボ740GL編嗚呼、楽しきかな中古車ライフ 第2回:レックスVXスーパーチャージャー編嗚呼、楽しきかな中古車ライフ 第1回:前書き編
ManiaxCars Vol.01
変態グルマファン必見の『ManiaxCars』。
季刊化創刊第1号は『バブルマツダ』の特集だ。
もはや絶滅の危機に瀕してるクレフやクロノスも徹底取材。
「今どきのクルマ雑誌は刺激が足りない…」と思ってるひとにこそ、
ぜひとも手に取ってもらいたいと強う思う。
ちなみにVol.02は8月31日発売。
ミツビシ特集なんで、お楽しみにぃ~!