2月初旬に、何者かの放火(埼玉県警談)によってフロントパネルに損傷を負った、国道17号線上り北本(埼玉県北本市)の生活道路対応の新型オービス、センシスSSS。3mのポール上ということで、悪戯(放火)は考えにくく、もしかして内部バッテリーの加熱?と推測する向きもあったが、埼玉県警交通指導課によると、やはり放火だったらしい(既報)。あれから3ヶ月、この5/18、偶然、修理場面に遭遇した!
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遭遇したのは午前11時ごろ。ちょうど作業員がオービスのポールに作業台を取り付け、燃えたフロントパネルを交換している最中だった。たぶん、国内でセンシスSSSをパテント生産している沖電気工業((株))の担当係員なのだろう。
パネルの交換ー取り付けが終わり、内部ユニットをセットすると、唯一「Sensys Gatso Group」(センシスSSSのの製造メーカー)のベストを着用した作業員が本体とパソコンを接続し、本体の照準などをセッティング。修理は午後4時に終わり、見事、復活を果たしたというわけだ。
それにしても気になるのが、この修理(交換?)にいったいいくらの費用がかかったのか、ということだ。本体価格は3,000万円といわれ、価格は同等だがLHやHに比べて運用コストが低いということも導入の動機のひとつなのに、ほとんど全取っ替えに等しい今回の修理代は、本体価格に迫るのではないだろうか。まさに本末転倒だ。
ちなみに、作業員の話では、新たに監視カメラが背後のポール上部に取り付けられた(速度監視カメラに監視カメラ?w)ということなので、今後、悪戯はなおさら、御法度ですよ。