中国語翻訳版免許と日本の運転免許証さえあれば、台湾でレンタカーを借りて運転できるという話はpart1でお届けしました。では今回は実際に台湾観光の一例をご紹介しましょう。
「ニイタカヤマノボレ」あの真珠湾攻撃時の暗号ですが、この新高山ってじつは台湾の山なんです。日本統治時代の日本最高峰が新高山(今の玉山)で、標高はなんと3952m(富士山は3775m)なんです。
標高3000m以上の山が280座以上(日本は21座)もある台湾だけに、クルマで行ける最高標高地点も日本より高いんです。今回はそんな天空ドライブ編です。
台湾中部の武嶺がクルマで行ける最高標高地点です。
なんと標高3275mまでセンターラインのある快適なワインディングが続いていて、地元台湾の人々からも観光地として人気です。(ちなみに日本には3000m以上の自動車用道路はありません)
台湾西部の大都市、台中から武嶺まではクルマで約4時間です。道中には台湾の中心を意味する「台湾地理中心碑」や別荘などが立ち並ぶ「清境」など、観光スポットが点在します。
また東部の都市、花蓮まで、ここ武嶺を通って行くことができますので、時間に余裕があれば台湾横断ドライブもオススメです。
台中から花蓮までは道が空いていても7時間はかかりますので、途中で1泊するのもいいと思いますし。
また、台湾のレンタカーは各地の営業所での乗り捨ても可能な場合が多いので、台中まで新幹線で行ってレンタカーを借り、ドライブしながら花蓮まで出て、レンタカーを返して台北まで電車で移動というプランも立てられます。
武嶺から北東に30分くらい走ったところには、台湾で最も標高の高い場所にあるガソリンスタンド(台灣中油 關原站 )があります。
武嶺から花蓮に抜ける8号線には、台湾で最も美しいと言われる太魯閣(タロコ)渓谷などもあり、壮大な渓谷や樹齢何千年もの台湾檜なども点在してます。
話はちょっと逸れますが明治神宮の鳥居や靖国神社の神門には台湾檜が使われてるんです。
台湾は人々が親切で、コミュニケーションが楽しいのもリピーターを増やしている要因です。
治安もよく、食事も美味しい台湾。
お次は大自然を堪能するレンタカーでのプラン、いかがでしょうか?