発表以来、世界中で高い評価を得ている新型ポロが、交通量の多い地域での使い勝手に優れるクルマに与えられる「ワールド・アーバン・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。これで6代目となるポロだが、理想のコンパクトカーとしての実力はさらに高まっているようである。
2017年秋に発表され、日本でも3月に発売された新型フォルクスワーゲン・ポロ。コンパクトなボディに先進の安全性能を搭載し、優れた走行性能と経済性を両立。またクラスを超えた高い質感を誇るボディなど、新時代のコンパクトカーとしてすでに高い評価を得ている。
その新型ポロが「ワールド・アーバン・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。今年で2回目を迎えるこの賞は、特に大都市圏の交通量の多い地域における使い勝手に優れたクルマに与えられるもので、24カ国80名以上の自動車ジャーナリストが選出する。新型ポロはノミネートされた8台の候補車の中から選ばれて見事に栄冠を勝ち取った。フォルクスワーゲンブランド・デザイン部門統括のクラウス・ビショフ氏は「累計販売1400万台を超える、世界で最も成功を納めたコンパクトカーの1台であるポロがこの栄誉あるアワードを受賞したことを誇りに思います」とコメントした。
新型ポロは使い勝手の良いコンパクトなボディに、ガソリン(TSI)およびディーゼル(TDI)エンジン、さらに天然ガスや200psのGTIなど、豊富なエンジンをラインナップ。そしてポストコリジョンブレーキシステム、ブリクラッシュブレーキシステム”Front Assist“を標準装備。またアダプティブクルーズコントロールやリヤトラフィックアラート、駐車支援システム”Park Assist“も採用するなど、世界でも最も先進的と言われる装備類も高い評価を得たようだ。