ボルグワーナーは、2018年3月7日、タイ王国ラヨーン県のイースタン・シーボード工業団地に設立した最新の生産工場の操業開始をタイ王国の伝統儀礼にならった操業式で祝った。
ボルグワーナーは、2018年3月7日、タイ王国ラヨーン県のイースタン・シーボード工業団地に設立した最新の生産工場の操業開始をタイ王国の伝統儀礼にならった操業式で祝った。操業式には、ボルグワーナーの顧客、経営幹部、従業員だけでなく、大勢のタイ王国政府高官も出席した。主賓および来賓のスピーチ、僧侶による儀式、テープカット、太鼓演奏、タイの伝統舞踊が披露され、新設された工場の発展と成功を祈った。
総敷地面積約6,500平方メートルに及ぶボルグワーナーの最新工場は、高度なターボチャージング・ソリューションのための最先端の生産ラインを備えている。他の生産工場で得た経験を生かし、リーン生産方式に基づいて、ヒトとモノが生産ラインに沿って明確かつ効率的に流れるように設計された。生産工程を妨げる可能性がある塵や埃の侵入を防ぐために、工場の室内を陽圧制御し、気密性に優れ空調管理された清浄な環境で生産が行われる。ボルグワーナーは、内燃機関・ハイブリッド・電気自動車向けのクリーンで効率的な技術ソリューションを提供する先進的なグローバルサプライヤーとして、世界の自動車メーカー各社が東南アジアに拠点を置く中、成長を遂げている同地域の自動車市場における需要の高まりに対応できるよう、この工場を設計した。
ボルグワーナー・ターボシステムズの社長兼事業本部長のロビン・ケンドリック(Robin Kendrick)氏は、「アジアの自動車メーカーにとってタイは非常に重要な生産拠点であり、素晴らしいビジネス環境にあります。業界をリードする自動車メーカーの多くがタイに生産工場を構えています。ラヨーン県に設立した当社の新工場を通じて、地域に根差した製品を提供して需要の高まりに応えると同時に、リーダーとしての位置付けを強化したいと考えています」と述べている。