ヴァレオが主催するグローバルな発明コンテスト「ヴァレオ・イノベーション・チャレンジ2018」の締め切りが3月30日パリ時間正午(日本時間では同日午後7時)に迫ってきた。今年で第5回を迎える本コンテストは、創意あふれるアイディアを競い合い、自らのスタートアップを創業する機会を世界中の学生に提供している。
自動車とモビリティの歴史に新たな一ページを記すことに意欲にあふれた学生諸君にとって、ヴァレオ・イノベーション・チャレンジは最高の舞台だ。2~5名のメンバー(うち1名は教員でも可)でチームを組み、今、自動車業界で進んでいるクルマの電動化、自動運転、デジタルモビリティという3つの革命に向けてどんなイノベーションを提案できるか、才能を発揮するチャンスである。
これまでに72カ国の350校の大学や高等教育機関から約650チームが第5回のコンテストにエントリーしている。
第1段階では、学生諸君にイノベーションをプロジェクトにまとめ、スタートアップとしてのビジネスモデルを作ってもらう。世界各地の起業家支援の専門家と、自動車業界の技術動向やビジネスモデルを知り尽くしたヴァレオのエキスパートらが9チームをファイナリストとして選出する。選ばれた9チームには、自らのプロジェクトを高め、最終選考に向けて完成させるためのサポートが提供される。2018年秋にパリで開催される最終選考会では、9チームは持ち時間5分の中で、動画や試作品、デモンストレーションなどを駆使してプレゼンテーションを行い、審査員に自分たちのプロジェクトをアピールする。
ヴァレオの経営陣と技術およびビジネス部門のリーダーらで構成する審査委員会が上位3チームを選び、プロジェクトをビジネスに発展させるための賞金として総額20万ユーロを最優秀1チームと第二位の2チームに振り分けて授与する。ヴァレオはこれらスタートアップ各社の株式の5%を取得するとともに、同社のエキスパートが実践的なサポートを提供する。
昨年のヴァレオ・イノベーション・チャレンジには、80カ国の700校を超える大学や高等教育機関から5000人近い学生が1600組以上のチームとして参加した。
ヴァレオ・イノベーション・チャレンジ2018に参加登録をするには下記のリンクを参照
https://valeoinnovationchallenge.valeo.com/en/challenges/innovationchallenge2018