愛知製鋼株式会社は、鍛造・鋼材分野の生産プロセス改革における鍛鋼 一貫モノづくりの競争力強化と、同社の主力鍛造品であるデファレンシャルリングギヤのタイムリーな供給対応を目的に、新たな熱間ローリングミルラインの建設に着手することを決定し、1月15日に起工式を行なった。
【デファレンシャルリングギヤ用熱間ローリングミルライン整備概要】
1.建設内容::ディファレンシャルリングギヤの鍛造から熱処理工程まで一貫した高速自動鍛造ライン
2.設置場所:愛知製鋼 鍛造工場内(東海市新宝町)
3.設備構成:高周波加熱炉、トランスファー搬送式自動プレス、ローリングミル、FIA炉、搬送装置(産業用ロボット)
4.生産品目:デファレンシャルリングギヤ
5.生産能力:約18万個/月
6.稼動開始:2019年3月 (予定)
7.投資額:18億円