ドイツ・BMWグループは12月5日、ミュンヘンでモデル・イヤー2018内覧会を開催。2017年内に市場投入されたモデルを振り返るとともに、2018年以降に計画されているモデル攻勢を明らかにした。後者の概要は下記の通り。
1.ホームグラウンドであるラグジュアリーセグメントに下記のモデルを投入し、高いセグメントシェアを獲得する。
・ロールス・ロイス・ファントム
・BMW i8ロードスター
・BMW 8シリーズクーペ
・BMW M8
・BMW X7
・BMW K1600グランド・アメリカ(二輪車のラグジュアリーモデル)
2.SAV(スポーツアクティビティビークル)セグメントにBMW X4を投入するほか、BMW Xファミリーに引き続き電気駆動モデルを導入。2020年にピュアEVのBMW X3を発売する。この際のネーミングにはXとiが組み合わされ、今後は電気駆動を採用した全てのBMWモデルがBMW iブランドの下に置かれる。なお、BMW iの命名権(ネーミングライト)をi1からi9まで、BMW Xの命名権をiX1からiX9までを保有済み。
3.2025年までに、ピュアEV12車種を含む25種類の電気駆動モデルを提供する。この中にマイルドハイブリッド車は含まれない。そのうち下記モデルの投入計画は発表済み。
・2018年、BMW 530e iパフォーマンスに非接触充電(誘導充電)を採用
・2019年にピュアEVのミニを導入
・2020年にピュアEVのBMW X3を導入
・2021年に iNEXTを導入