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若きITエンジニアたちは、工学、経済学部卒と違う? 若者が望む働き方は? アウディの調査


アウディが“Z世代“(95年以降生まれの世代)および”Y世代“(80年〜94年生まれの世代)の若者を対象に実施したアンケートによると、彼らは伝統的なキャリアよりも柔軟な労働時間を求めていることがわかった。自動運転技術の開発、さまざまなデジタルサービスやスマート化が進むなか、アウディもY・Z世代の社員を多く抱えるようになった。

「アウディが巨大なデジタルカンパニーとなるにつれて、我々の働き方も大きく変わってきた。今までの工学部卒や経済学部卒の社員などに加えて、近年IT・情報関係からきた社員が多くなってきた。社風も大きく変わってきた。だからこそ彼らが我々アウディに何を求めているのか、どのような働き方を理想としているのかを知る必要があった」


とAUDI AGのヨアヒム・クラーゲ(Joachim Kraege)氏はコメントした。




同調査において、アウディは Y世代、Z世代の約5000人を対象にアンケートを行なった。社員や研修生、学士から修士までの学生、インターン生、さらに約900人の学外生などが含まれ、情報・工学・経済などの卒業した学部別に集計をまとめた。


調査結果によると情報学科卒の若手社員は工学部や経済学部卒と比べて従来のキャリアとは異なるものを求めていることがわかった。41%の経済学部卒と、39%の工学部卒の若手社員が従来の働き方やキャリアをたどるのを望んでいるなか、情報学科などのIT関係の学部卒の若手社員では32%しかいなかった。


なかでも、フレキシブルワーキングタイム(フレックスタイム制)を求める社員はY世代・Z世代の情報関係卒に多かった。他の分野や世代と違って、彼らは仕事と日常生活のメリハリをあまりはっきりさせないようなライフスタイルを求めている。情報関係卒のIT社員の43%は土日も含めた完全なフレキシブルワーキングタイムの導入に賛成していた。同じ賛成意見は工学部卒のエンジニアの30%、経済学部卒のビジネス社員の29%からしか得られなかった。


この結果をアウディは今後の新たなワーキングモデルを模索する手がかりとし、人事部によるプロジェクトメンバー管理にも活用されることになる。同社はすでに働き方を見直しはじめており、2016年には日にちや時間・場所にとらわれないモバイルワークを一部導入している。社員は会社以外でのさまざまな場所で、全日又は限られた時間のなかで仕事をすることができるようになっている。


また最近アウディはフォルクスワーゲングループとともに人事管理体制を再編成しており、例えばリーダー責任がないようなマネジメント職を提供したりするなど従来とは異なるキャリアの選択肢を社員に与えている。




アウディは引き続き、デジタル分野や電気分野を専門としている人を求めている。学生などはインターンやエントリープログラムを通じてアウディを知ることができる。


アウディから始まるキャリアデザインは詳しくはwww.audi.com/careersで知ることができる。

アウディから始まるキャリアデザイン
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