ジャガーの高級サルーンXFにワゴンボディのバリエーション「XF SPORTBRAKE」が登場。ダイナミックなデザインと敏捷なハンドリングはそのままに、最大1700リットルという広大なラゲッジスペースを設け、高い実用性を実現している。(REPORT: 石川 順一)
「XF SPORTBRAKE(スポーツブレイク)」プレス向け発表会には、ジャガーのブランド・アンバサダーを務めるプロテニスプレイヤー、錦織圭選手が登場。テニスコートを模したステージで、彼の豪快なスイングとともにアンベールする心憎い演出がなされた。
流麗でスポーティなスタイリング
フロントとリヤのウィンカーランプにはジャガーマークを刻印。こうした細部へのこだわりを忘れないからこそ高級車たりえるのかもしれない。
高いユーザビリティ
先進技術もふんだんにおごられている。インフォテイメントシステム「Touch Pro」は10.2インチのタッチスクリーンで直感的にナビやエアコンの操作、車両の状態の把握・調整などを行えるだけでなく、音声コマンドにも対応。スマートフォンとの連動も強化されており、離れた場所でも車両の状態を逐次把握できる。
ハンズフリーテールゲート機能も搭載。通常時で565リッター、リヤシートを畳んだ状態で1700リッターという大容量の荷室に簡単にアクセスできる。会場では大中小のスーツケース6つにテニスバック2つを実際に積載するデモンストレーションを実施。同社のSUV、F-PACEに普段乗る錦織選手でも荷室の広さには驚いた様子だった。
オプションとなるパノラミックルーフはジェスチャーで開閉可能。天井付近に向けて手をかるく振るだけでOKなので、走行中でも難なく操作できそうだ。
二律共存をどん欲に追求
■XF SPORTBRAKE PRESTIGE■
・ディーゼルエンジン搭載モデル 価格722万円~
・ガソリンエンジン搭載モデル 価格756万円~