
アメリカンスポーツの代表的存在「シボレー コルベット」の最強モデル「Z06」の2019年モデルがドバイ・モーターショーにて発表された。出力アップのみならず、徹底したエアロダイナミクスへの取り組みによって前例のないパフォーマンスを披露するという。


シボレー コルベットの最強仕様となる「ZR1」。その2019年モデルが早くもドバイモーターショーにて発表された。この会場で同社の副社長自ら「前例のないパフォーマンスを実現した、グローバルなスーパーカー」だとコメントしたことに象徴されるように、昨今、激化するハイパフォーマンスカー界に殴り込みをかける意欲作だ。
フロントに搭載されるV型8気筒OHVスーパーチャージャーエンジンは、これまでのLT4からLT5へと改められ、スーパーチャージャーの容量を52%拡大、効率性の高いインタークーラーと、GMとしては初となるデュアル燃料噴射システムなどと組み合わせた結果、765ps(755hp)のパワーと969Nmのトルクを実現。これは実質、106ps&88Nmも出力アップしたことになるから驚異的な進化を果たしたことになる。
もちろん、今回のハイライトはこれだけに留まらない。エアロダイナミクスに対するアプローチはコルベット史上、過去にないほどのこだわりで、迫り出したカーボン製フロントリップスポイラーのほかに、リヤには巨大な調整式ウイング(カーボン製)を装備するオプションの“エアロパッケージ”を選択した場合、そのダウンフォース量はノーマル比70%アップを実現するというから凄まじい。しかもこのウイングは、レーシングマシンのコルベットC7.Rと同様、シャシーに直接、結合されるため強度対策も万全、サーキットでの使用も考慮して造られている。
そのほか、インテリアにはカーボン製のステアリングホイールをはじめ、スエードやマイクロファイバー、ナパレザーなど、室内にも軽量化策を採ると同時に、その質感も向上している。
気になる車両価格は今のところ未発表だが、販売開始は2018年春頃を予定しているという。

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SPECIFICATIONS
シボレー コルベットZ06
ボディサイズ:全長4493×全幅1965×全高1234㎜
ホイールベース:2710㎜
車両重量:1598㎏
エンジン:V型8気筒OHVスーパーチャージャー
総排気量:6.2ℓ
ボア×ストローク:103.25×92㎜
最高出力:563kW(765ps)/6300rpm
最大トルク:969Nm/4400rpm
トランスミッション:8速AT/7速MT
駆動方式:RWD
サスペンション形式:F&Rダブルウイッシュボーン
ブレーキ:F&Rベンチレーテッドディスク(カーボンセラミック)
ディスクサイズ:F394 R388㎜
タイヤサイズ:F P285/30ZR19 R P335/25ZR20
