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超マニアック! 東京モーターショー「これは見逃すな!」


本日開幕した東京モーターショー2017。11月5日(日)まで、東京ビッグサイトで開催されています。見所は数あれど、ここでは、「超マニアック視点」で選んだ「MF編集部厳選 これだけは見逃すな!」ポイントを紹介します。マニアック過ぎたら、ごめんなさい。

10月25、26日のプレスデーを取材したMotorFan取材チーム。プレスルームも閉まりかけた夕刻、「東京モーターショーで、ここだけは見逃してほしくない!」「ここは絶対に見てほしい!」ところをスタッフ&ライター/ジャーナリストに編集長スズキがインタビューした。

ーまずは、ニューモデル速報編集部メカニズム担当のMクン。今回のモーターショー、どこを見たらいい?


M「ジェイテクトのリチウムイオンキャパシタを見に行ってください!かなりのインパクトのある世紀の大発明なので」


ーえっ? いきなり、そこですか。僕はまだ見てない……。


M「MotorFan.jpに書きましたよ。読んでから見に行ってください」

【東京モーターショー速報】ジェイテクト、高熱対応のリチウムイオンキャパシタを開発

ークルマはどう?


M「クルマは、スズキのX-BEE(クロスビー)かな。あれ、もうお届けできますと社長がおっしゃっていましたよ」

スズキのX-BEE(クロスビー)

ー次はMFi編集部のNくん。見所はなに?


N「日産のコンセプトカー、あれを見てほしいですね、ニッサン IMxですよ。出力160kWのモーターを前後に2機搭載し、最高出力320kW/最大トルク700Nmを発揮するハイパフォーマンスなツインモーター4WDレイアウトですよ。電気GT-Rです!」

ニッサン IMx

ニッサン IMx

N「技術面では……ジェイテクトの12Vのリチウムイオンキャパシタ。キャパシタを自分のところで作っちゃった。まさか、あそこでキャパシタが出てくるとは思ってなかったんですよ」


ーおお、また出てきた、ジェイテクトのリチウムイオンキャパシタ!




ー次は、ライターの遠藤さん


遠藤「うーん、僕はやっぱりセンチュリー。センチュリーを見逃すな!ですよ。あえてこういう時代にああいうクラシックなショーファーカーを残したっていう心意気を買います。匠の技を残すためにもセンチュリーを残したっていうんですから」

トヨタ・センチュリー。3代目はV8エンジン・ハイブリッド。

「技術は、日産と三菱が一見夢物語のようで、実は現実的なパッケージのショーカーをどっちも似たようなちょっと大きなSUVで出してきて、よくよく説明を聞くと、もうプラットフォームはできあがっているから、ほぼあのまま出てくるみたいなんです。見た目とかインテリアの作りがもうちょっとマトモ(現実的)にはなると思いますが、パッケージやコンセプトはほぼそのままで出てくると思います。あの2台は、ショーのためのクルマではないだろうな、という目で見ると面白いと思います」


ーおおっ、そうなんですか? 僕ももう一回見直さないと。

三菱e-エボリューションコンセプト

三菱e-エボリューションコンセプト

スカニアのトラック

ーお次はライターの高橋一平さん。一平さんはどうでしたか?


一平「スカニアのトラックのキャビンは見に行った方がいいと思います。あれはもうプレミアムカーですよ。これですよ、これ。こんなですよ。これ、乗れるようになってますから、ぜひ乗り込んでください。ステアリングを見てください。これ、トラックのステアリングじゃないでしょ、もはや。メッキっぽい加飾がそこかしこにあって、後ろのベッドまで歩いて行けるんです。で、ベッドのところは立てるんですよ!天井が2mくらいあるので。あれは見る価値ありです! トラックとは思えないです」

ー次はMotorFan.jpのYクン。


Y「このまえ発表されたジャパンTAXI。これから2020年の東京オリンピックのときには、東京、日本中を走るやつです。触って座ってみて、なんか近い将来を体感できるかな、と思います」

JPN TAXI

ー2日間、めいっぱい撮影してもらった山上カメラマンは、なにが気になりましたか?


山上カメラマン「部品を見ていくと、2020年くらいに実際にクルマに載る技術がいっぱいあったので、次のモーターショーに搭載されるであろう技術がいま展示されてってことだよね。いま見ておくと2020年のモーターショーにはそれを搭載したクルマが出てくるだな、と思ったね。部品のところは今の技術がしっかりわかるし、自動運転、セキュリティ関係もそうだし、そういうところが、いっぱい出てるよ。ぜひ見てほしいね。クルマだと……やっぱりマツダかな。あとはスズキのクロスビーかな。大きいハスラーがほしかった人には待望で、乗って触れるのがいいね」




ーMotorFan.jpのシステム担当のHさんは?




H「カワサキのバイクはすごくかっこよくなってます! カワサキのNinjaとゼットは見た方が見た方がいいと思います。ゼットはカスタムのがすごくかっこよかった!」

カワサキのNinja!

ー三栄書房のCさんはどうでしたか?


C「俺はね、日信工業のブース。マン島TTに出た電動のバイクが展示してあるんだ。無限の神電(シンデン)、極限の闘いで鍛えられた存在感をぜひ見てよ。あとはNSKのバイオリンク・サスペンション、あれはすごいね。動画も要チェックね」

バイオリンクについての解説記事はこちらNSKのバイオリンクの動きはこちら?

ーなんか、Motor Fan illustratedっぽくなり過ぎてませんか?






一平「あーーー、あとですね。ミクニですよ。ソレックスと同ピッチのインジェクションボディっていうのがよかったですね。日産のL型エンジンにくっつけているんですよ。そのままL型につくんです。いわゆる現代のソレックスですよ、これ!」

ミクニの展示。上がソレックスと同ピッチのインジェクションボディ。下がミクニのキャブレター。

ーでは、デザイン関係を得意とする古庄さんのお勧めは?


古庄「デザインからいくとですね……コンセプトカーで見所というと、マツダの2台のコンセプトカーですね。マツダのVISION COUPEと魁(かい)CONCEPT。従来のクルマとはまったく異なる美しさの表現。ターンテーブルでクルマが一回転するのをジーッと見てください。ボディパネルに映るまわりの風景と光の反射が変化するのをちゃんと見てください。

ーでは、紅一点、MFi編集部のN女史のお勧めは?


N女史「見るべきものは……個人的には子どもがいる人にぜひいってほしいのが、東ホールのトラック群があるところ。小さい子どもがいる家族は絶対に行ってほしい! 縮尺が違う、世界が違う、あそこは。絶対に楽しめます。トラックがあまりにもかっこいいし。あとは、普通に行ったら、マツダは見てほしい。スバルも見てほしいです。スバルのショーが考えられていて面白い。一見の価値あり。一番はトラック群ですよ」

スバルのVIZIV PERFORMANCE CONCEPT。コレ、クルマがダイナミックに動くショーが見所です!

下に見える軸が自在に動いて、VIZIVの世界を見せてくれます。

ーみんなマニアックだよね。


N女史「ヤマハのMOTOBOT。映像も見てほしい。たぶん流していると思いますね」




M「そうですか、ジェイテクトのリチウムイオンキャパシタじゃ、マニアック過ぎますか。じゃあ、いすゞの6×6!」


ーなあに、それ?


「モーレツにかっこいいです。防衛省向けの6輪駆動オフロードトラックの技術を民生用にしたモデルです。むちゃくちゃかっカッコいいです!」

ヤマハのMOTOBOTクン。まだバレンティーノ・ロッシには勝てなかったみたいです。

これがモーレツにカッコいい(M氏談)のいすゞ6×6

一同「マニアック過ぎ−」




N「マツダの塊、じゃなかった魁。かっこいい。現実に次のアクセラですしね。テクノロジーでは、一般の人が見て面白いのは市光工業です。ヘッドライトの最新テクノロジーが見られます。市光ブースでは、小冊子配ってますからね、僕が作った。ぜひ見てください!」

市光工業のライトの先進技術のデモ。必見です。

さて、最後はジャーナリストの牧野茂雄さんです。




牧野「エーとですね、ワタクシが見ていただきたいイチ押しは、豊田自動織機にあるバックドア。一体で樹脂なの。一見ボディに見えるところは塗り分けている。絶対ガラスと鉄板ではできないようなデザイン処理なんですよ。目立たないようにバックドアだけが置いてあるんだけど、たぶん、これなにか自分たちだけでコンセプトカーを作ったんだろうな、と思わせるバックドアなの。それが世界初なの、全部樹脂で作るのは。あれば、触ってみてガラスでは絶対できないってわかると思います」

【東京モーターショーTECH】ガラスよりはるかに軽量! 豊田自動織機 樹脂製バックウィンドウ

牧野「クルマは、やっぱりマツダですねぇ。マツダのVISION COUPE。今回は、あれに勝るものはないですね。日本って今までそこそこの値段で、プレミアムと言いつつそこそこのクルマを作ってきたわけだけど、もしああいうものがほんとに出来るんだったら、アストンマーチンになれますよね、マツダは。絶対見逃さないでほしい。絶対に見逃してほしくないポイントは、ボディに線が一本も入ってないってこと。面で作ってあるんです。あれは、一朝一夕にはできないです。磨いて磨いて磨き抜いたんでしょうね。あれは2時間座って見ていても飽きないですよ、ワタシは」

ーということで、ちょっとマニアックな「東京モーターショー、これは絶対見逃すな」を東京ビッグサイトのプレスルームからお届けしました。ぜひ、ご自分の眼でご確認ください!

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