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【フランクフルト・ショー】最強のSUV「ポルシェ カイエン ターボ」デビュー!


ポルシェは、先ごろ発表したばかりの第三世代カイエン・シリーズに、最強モデルとなる「カイエン ターボ」を追加することをフランクフルト・モーターショーにて公開した。911シリーズにも迫るパフォーマンスで魅了する、その異次元の世界とは?

ポルシェは、フランクフルト・モーターショーにて、先ごろ発表された第三世代のカイエン・シリーズのトップモデルとなる「カイエン・ターボ」を初公開した。搭載されるエンジンは、4ℓV8ツインターボユニット。最高出力550ps、最大トルク770Nmを誇り、これは先代モデルに対して30ps&20Nmほど強化されている。その結果、0→100km/h加速は最大3.9秒(スポーツクロノ・パッケージ装着車)、最高速度は286km/hにも達する。




搭載されるV8ツインターボエンジンの特徴は、ターボチャージャーがエンジンのV字ゾーンに配置されていること(センターターボレイアウト)。そのメリットは、燃焼室とターボチャージャーの間の排気経路が短縮されるためレスポンスに優れ、パワーの供給が大幅に向上することにある。また、エンジンがコンパクトな構造となることもあり、低重心化に貢献するだけでなく、コーナリング性能も向上するなど、運動性能にも好影響をもたらす。




特に今回のカイエン・ターボで注目すべきは、SUVとしては初となるアクティブ・ルーフスポイラーを備えていることだろう。これは、ポジションに応じて効率の最適化やリヤアクスルのダウンフォース増化はもちろん、エアブレーキポジションでは高速走行時の制動距離を短縮するという、まさにリアルスポーツカーのそれと同様の機能を果たすものだ。例えば、250km/hからフルブレーキングした場合、アダプティブルーフスポイラー非装備車両と比べて最大で2メートル手前で停止するとポルシェの開発陣はアピールする。




無論、本来のブレーキ性能にも抜かりはない。標準装備される新しいポルシェ サーフェス コーテッド ブレーキ(PSCB)は、鋳鉄製ディスクにタングステンカーバイド層をコーティングしたもので、これによって制動性能と耐摩耗性が大幅に向上。同時にブレーキダストの量も低減するという。もちろんオプションでポルシェ セラミックコンポジット ブレーキ(PCCB)の選択も可能だ。




新設計の軽量シャシーを採用するカイエンは、言うまでもなくこのターボモデルでも、スポーツカーとしての精度、サルーンの快適性、オフロードの走破性という三要素を重視して造られる。中でも新しい3チャンバーエアサスペンションと電子制御ダンパーシステムPASMの組み合わせは、より幅広い路面状況への適応幅が著しく拡大している。前後で異なるタイヤサイズを装着している理由もスポーツカーの設計に由来するものだというから、トラクション性能などに対するアプローチも万全。特に公道においては“無敵のSUV”として機能するべく、ポルシェは徹底したシャシーに仕上げたのは想像に難しくない。




アダプティブエアサスペンションは、スプリングストラットあたり3つのエアチャンバーを使用することで、異なるバネ定数のマップ制御が可能となったのも話題だ。6つのレベルの車高の選択が可能で、オフロードでは地形に応じて手動で最低地上高を調節することができる。また、公道および悪路走行向けに新しい5つの走行プログラムを用意し、その時でも最低地上高はアクティブ制御されるという。さらに、オプション装備であるがリヤアクスルステアリングの装着も可能なほか、48V車両電気システムに接続された電子制御式ロール抑制システムのポルシェ ダイナミックシャシー コントロールシステム(PDCC)や、ポルシェ トルク ベクトリングプラス(PTV Plus)なども装着すれば、これまでにない、驚異的なオールラウンダーぶりを発揮するだろう。

ポルシェアドバンストコックピットの高解像度ディスプレイとタッチスクリーンを採用。710WのBOSEサラウンドサウンドシステムは標準装備される。
18ウエイ調整式のスポーツシートを装備。911を彷彿とさせる一体型ヘッドレストも魅力だ。エクスクルーシブなターボデザインのマルチファンクションスポーツステアリングと全てのシートにヒーターが標準装備される。


Porsche Cayenne Turbo

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