
元櫻坂46小林由依(25)が「yousti(ユースティー)」としてソロデビューし、27日、都内でファーストミニアルバム「yousti」発売記念記者会見を行った。
小林は15年8月、一期生として欅坂46(現櫻坂46)に加入。高いパフォーマンススキルと表現力で、中心メンバーの1人として活躍してきた。昨年2月のグループ卒業から1年が経過し、今後はアーティストyoustiとしてセルフプロデュースで音楽活動を続ける。ほかモデル業などでは小林由依として活動していくという。
デニムスタイルで登場し「小林由依改めyoustiです」とあいさつ。芸能活動10周年の節目の年でもあり「アイドル活動をやってきて10年経ちましたけど、また新たに新鮮な気持ちでこれから先も進んでいこうと思います」と笑顔で決意表明した。
グループ時代とソロ活動の違いについては「やっぱりメンバーがいないことが一番大きな違いかなと思います。一人で記者会見することもなかったので。全部自分が話して、全部自分に向けられてる視線なのかと思うと、今すごく緊張してます」と照れ笑いした。
「私がしゃべらないと何も起きないというのが。いつもは(グループ時代は)見守ってる側だったので(笑い)。自分のあり方もちょっと変わってくるかなと思います。まださみしいかなって感情もあるけど、それも乗り越えて、1人でもちゃんと自信をもって立っていられるように」と意気込んだ。
ソロアーティスト活動を始めるきっかけについては「ずっと歌って踊ってというのをやってきたので、アイドルを卒業してそれがパタッとなくなった期間が半年以上あって。それがやっぱりさみしいなって思ったのがきっかけです。1人という新しい形ですけど音楽に関わっていたいと思いました」と明かした。
5月にソロデビューを発表。アイドル時代からパフォーマンス力に定評があり「『卒業したらダンスが見られなくなっちゃうの悲しいな』と言ってくださるファンの方もすごくいたので、そういう方々にこの発表をしたら喜んでくれるかな? ってワクワクしてました」とにっこり。「結構期待通り『うれしい』ってたくさん言っていただき、それが自信になりました」と感謝した。
同アルバムには全8曲を収録。リード曲「day dreamer」は初の作詞に挑戦し、3週間ほどかけて練り上げたという。各楽曲それぞれ5時間ほどかけてレコーディングし、「なかでも『Take Me Away』という曲は8時間ぐらいレコーディングに費やしました。正解がなかなか見えない楽曲ではあったけど、一番自分らしい声で歌えた楽曲でもあるのでお気に入りです」。
今後の目標については「単独でライブができたらいいなと思ってます」と宣言。「ここで東京ドームとか言える自信があったらいいんですけど、自信が結構底辺にある性格なので。なかなか言えない」と苦笑い。「1つ1つ、いずれは大きい会場でできたらいいなと思います」と力を込めた。