9月10日に開催されたトライアル世界選手権シリーズ第7戦チェコGPにて、レプソル・ホンダ・チームから参戦するトニー・ボウが2位入賞。2017年のシリーズチャンピオンとなり、11連覇を達成した。(以下プレスリリース)
2017 FIM※トライアル世界選手権シリーズ第7戦チェコGP(9月10日開催)において、株式会社ホンダ・レーシング(以下HRC)の契約ライダーで、ワークスチームであるレプソル・ホンダ・チーム(Repsol Honda Team)のトニー・ボウが2位でゴールし、シリーズチャンピオンを決定するとともに、前人未到の11連覇を達成した。
トニー・ボウは、2007年にHRCのワークスマシン「Montesa COTA 4RT」で初の世界チャンピオンを獲得して以来連覇を重ね、人工セクションを走破する屋内競技であるXトライアル世界選手権の2017年シーズンでも11年連続のチャンピオンに輝いている。
今シーズンは、第7戦チェコGP終了時点で、決勝9レース中優勝7回、2位1回、3位1回と圧倒的な強さを発揮。最終戦のイタリアGP(9月17日開催)を待たずにシリーズチャンピオンを決定した。
※FIMとは、Fédération Internationale de Motocyclisme(国際モーターサイクリズム連盟)の略称
■■株式会社ホンダ・レーシング 代表取締役社長 野村欣滋のコメント■■
「トニー・ボウ選手の栄誉を称えるとともに、チームスタッフ、そしてレース活動を支えてくれた多くのスポンサーと、世界中のトライアルファンに感謝いたします。昨年の10連覇達成に続き、さらに連覇を重ねるために、ボウ選手とチームがこれまで以上に努力した賜物と思います。今後もホンダ・レーシングは、モータースポーツファンと感動を共有できるレース活動を目指し、取り組んでまいります」
■■トニー・ボウのプロフィール■■
・生年月日 1986年10月17日
・出身地 スペイン
・主な戦績 2003年 トライアル世界選手権にデビュー
2007年 REPSOL MONTESA HRCに移籍し、初めて世界チャンピオンを獲得。同時に、Xトライアル世界選手権シリーズチャンピオンも初獲得
2008年〜2017年 トライアル世界選手権およびXトライアル世界選手権の両シリーズでチャンピオンを獲得
■■Montesa COTA 4RTの概要■■
・エンジン形式 水冷・4ストローク・OHC・単気筒
・フレーム形式 アルミ製ツインチューブ
・タイヤ 前:21インチ 後:18インチ