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JR西日本、「車上主体列車制御システム(無線式)」の実用化に向けた走行試験の様子を報道陣に公開!


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JR西日本は、鉄道システムオペレーションのシステムチェンジをテーマに掲げ、技術開発に取り組んでおり、「車上主体列車制御システム(無線式)」の実用化に向けた走行試験を実施しており、走行試験の様子を10月15日、報道陣に公開した。

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試験区間は嵯峨野線亀岡駅~園部駅間で、在来線試験車「U@tech」を使用して実施、京都駅から園部駅間を往復乗車した。

現在の列車制御システムは膨大で複雑になっていることから、安全性を向上させつつ設備を簡素化してくことが求められており、新しい列車制御システムを開発して「安全性の向上」「設備数量の低減」「保守作業の省力化」を目指していく。

「車上主体列車制御システム(無線式)」は、列車自らが走行位置を検知し、無線を使って地上装置に位置情報を送信、後続の列車には地上装置から前方の列車位置などから決まる停止位置情報が送信される。列車は停止位置情報と速度制限箇所の情報により、自ら制限速度を計算し、列車速度がその制限速度を超えないようブレーキを制御する。

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車内には前面、速度計、現在地を示すモニターを設置している。

画面は、異常を検知、非常ブレーキが作動した状態。

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11時14分、園部駅に到着した在来線試験車「U@tech」。

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園部駅構内では入換作業を行い、京都駅へ向けて試験を実施する。

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在来線試験車「U@tech」の京都方車両クヤ212-1の車内。

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車上主体列車制御システム 車上無線局。

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京都方先頭車両から見た前面。

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京都駅に到着した在来線試験車「U@tech」。

6月からは、車両の分割や併結、構内入換の機能やシステムが万一故障した場合、故障から復帰させるための列車位置の把握などといった異常時に対応する機能などを中心に試験を実施。中期経営計画2017の最終年度である2018年度までに実用化に目処をつけることを目標に開発に取り組むとしている。


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