JR東日本は、奥羽本線・五能線に運転している「リゾートしらかみ」橅(ブナ)編成の後継車両として製作を進めている、新型車両ディーゼルハイブリッド車両HB-300系の外観と内装の概要を発表した。
外観コンセプトは橅(ブナ)の木立をグラデーションで表現し、ナチュナルなグリーンの濃淡でやさしい木漏れ日を感じさせるデザインとする。
内装コンセプトは雄大な白神山地や夕日の沈む日本海などの美しい風景を車内から楽しめる開放感ある空間にする。内装材には橅や杉などを取り入れ、温かみと安らぎを演出するとしている。
1号車と4号車の展望・ラウンジスペースは、青森 秋田県産の工芸品やオブジェで演出。
2号車のBOX席は、秋田杉や青森ヒバを部材に使用し、開放感や展望性を高め、明るいイメージに。
3号車のフードカウンターは、青森・秋田が誇る地酒や白神山地の天然水で淹れた挽き立てコーヒーに地産池消のカフェのような空間に。
車両は4両1編成を製作し、2016年7月から9月に実施される「青森県・函館デスティネーションキャンペーン」にあわせて営業運転を開始する予定である。
(画像提供:JR東日本)
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