往年の850エステートを思わせる
V60にお得感のあるPHEVが追加!
VOLVO/V60
スタワゴではあまり誌面に登場しない車種をピックアップして紹介する不定期連載コーナー♪ 今回は新型ボルボ・V60にズームイン!
昨年9月より日本に導入されたミドルクラスステーションワゴン・V60は、往年の人気モデル、850エステートを思わせるワゴンらしいフォルムが特徴だ。
それが最もわかるのは、Dピラーの角度。V90やV40と比べても起きたデザインを採用することにより、スクエア感の強いフォルムになっている。
そのV60のトピックのひとつが、ツインエンジンの採用。フロントにスーパーチャージャー&ターボを搭載したガソリンエンジン、リアにモーターを備えたPHEVで、力強い走りと環境性能を両立しているのが魅力のモデルだ。
中でも注目は、今回追加されたT6モメンタムだ。これはボルボのPHEVの中で、最廉価となる戦略的モデル。CEV補助金と地方自治体の補助金を合わせれば、ガソリン車(T5インスクリプション)に近い価格になるため、お買い得感が高いグレードなのだ(例・東京都では609万円)。PHEVに興味がある人は、選択肢に加えてみるのはいかが?
Dピラーが起きたステーションワゴンらしいフォルムの新型V60。〝空飛ぶレンガ〟の異名を持つ850のようなスクエア感も魅力だ。
レザーやウッドパネル、メタル素材などの組み合わせは、北欧のモダン家具を思わせるオシャレで上品なもの。このインテリアこそ、ボルボの大きな魅力のひとつだ。
フロントドアのスピーカーグリルのデザインに注目。ただのメッシュではなく、見る角度で透け感が変わるところがいい。
一般的に黒い樹脂などが用いられているルーフレールも、メタル素材でスタイリッシュに。ドレスアップ的にもあり技!
スマホやタブレット、液晶テレビのように、フレームレスデザインを採用したルームミラー。モダンな工芸品のような装いだ。
運転席側のAピラー付け根付近にあるカードホルダー。V60に限らず、ボルボには標準搭載されている便利装備。
カーナビ画面の方位表示もオシャレ!まるで豪華客船の操舵室にある舵のようなデザインになっているのだ
【SW的IMPRESSION♪】 この足まわり、かなりお気に入りです!
今回試乗したのは、上級グレードのT8。普通に走ればモーター駆動でスムーズに、いざ加速したいときはしっかりとパワーがあって(しかも排気音が気持ちイイ!)乗りやすい。特に気に入ったのが足まわり。シッカリ感があるんだけど、しっとりしてる。それもあって、全体的な乗りやすさも増しているのかも。
【SPECIFICATION】
Maker=VOLVO
Car Name=V60
Size=4760×1850×1435(㎜)
Power Unit=直列4気筒直噴ガソリンターボ、直列4気筒ガソリンスーパーチャージャー&ターボ+モーター
Price=
T5 Momentum 499万円
T5 Inscription 599万円
T6 Twin Engine AWD Momentum 659万円
T6 Twin Engine AWD Inscription 759万円
T8 Twin Engine AWD Inscription 829万円
問:ボルボカスタマーセンター 0120-922-662
https://www.volvocars.com/jp
スタイルワゴン2019年8月号より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ]