手の届くチューニングでどこまでやれるか挑戦します
ZEROMAX
スバル専門チューナーであるゼロスポーツの、アンテナショップとして活躍しているゼロマックスが、12月6日に開催されるタイムアタックイベント、筑波スーパーバトルに参戦することが決定した。マシンは現在製作中の、BRZ。ゼロスポーツとしてではなく、ゼロマックスとして筑波に挑戦するのはなぜか。その真意と意気込みを、中村店長に聞いてみた。「ここ最近はゼロマックスとして、走行会はやっていますが、大きな活動には参加できていなかった。今年リニューアルしたこともあって、新たに動き出そうという思いがずっとあったんですよね」。本来ゼロマックスはプロショップであり、ゼロスポーツ製品以外ももちろん取り扱えるし、足からチューニング、ドレスアップまであらゆるメニューをこなすだけの実力とノウハウを兼ね備える。だからこのBRZは、ゼロスポーツ製品だけでなく、ショップとして評価する他社製品も使い、自分たちのノウハウも加えつつチューニングを進める方針だという。「ゼロスポーツにこだわらず、いいと思った商品をお客様に薦めるのがゼロマックスの基本です。縛られず、いいクルマを提案したい。ちなみに今回はがっつりチューニング、ではなく、一般ユーザーが市販品を使ってできる、手の届くチューニングを予定しています。だからエンジンもノーマルで。市販のチューンでも、ここまでできるんだ、操る、走る楽しさをここまで満喫できるんだということを、皆さんに知ってもらいたいんですよ」。だからカテゴリーもあえて下位で。けれども、セッティング時にいつも乗ってもらっている元S耐レーシングドライバーに今回もステアリングを握ってもらい、タイムアタックで得たノウハウはしっかりと今後へフィードバックさせる計画だ。「これで、どこまでやれるか。挑戦です。クルマをコントロールする楽しさを知って欲しいから、お小遣いのレベルでもできる、現実からかけ離れないチューニングで。それでももちろん、できる限り上を目指すつもり。ぜひご期待ください」。
「一般ユーザーができる範囲でのチューニングで、行けるところまで。どこまでやれるのか、僕たちも楽しみです」。
ゼロマックス東海本店 店長 中村遼太さん
今回はあえてノーマルエンジンで挑戦。エアインテークキットやクールインシュレーターといったゼロスポーツ製品はひと通り採用。
サスペンションもゼロスポーツ製だが、仕様は少し変更するかも。タイヤは現在検討中だが、D1で活躍するアレが第一候補。
マフラーはHKSの22ステージエキゾースト45thリミテッドを装着する。ゼロスポーツ製品以外も積極採用予定。
残念ながらエアロパーツはレギュレーションのため装着を断念。その分、レーシーなカーボンミラーカバーは採用。
人気ブランドゼロスポーツのアンテナショップ
大人気ブランド、ゼロスポーツのアンテナショップとして活動するゼロマックス。スバル車がメインで、足まわりのセッティングをはじめとしたチューニングがメニューの中心ではあるが、もちろんスバル車以外の対応もOK。エアロの取り付けや補修、メンテナンスや車検など、法規内の作業は何でもこなせる実力派。経験も豊富。
3名のスタッフはいずれも経験、ノウハウが豊富で、気さくな雰囲気だから相談もしやすい。「お客様に近いクルマ作りがモットー。ぜひお気軽に!」。
ピットは3基が設置。チューニングからドレスアップ、車検まで、法規内でできることなら何でも対応可能。
もちろんゼロスポーツ製品以外のパーツも取り扱う。メーカーに縛られず、いいと思った商品を薦めてくれる。
ショールームにはゼロスポーツ製品がずらりとディスプレイ。パーツを実際に見て確認できるのもメリット。
ゼロマックス東海本店
■住所 岐阜県各務原市大野町6-101-2
■電話 058-380-2882
http://www.zeromax.ne.jp