2017年末の一部改良により、新たなディーゼルエンジンが投入されたハイエース。そんなディーゼル車のパワー&トルクを向上し、手軽に強化できるパーツが、ハチハチハウスからリリースされる燃料コントローラーDFCだ。新型2・8L、既存の2・5L&3・0Lといった200系ディーゼルエンジン全てに対応し、エンジンはもちろんのこと、2WDと4WDにあわせて個別のプログラミングが施されている。純正状態を含めた全4モードを搭載。車内に設置したスイッチを押すだけで、簡単にモードを切り替えることができるのもポイントだ。全モードとも、燃費にも配慮した設計であることもうれしい。実際にDFCを装着したハイエースを運転してみると、パワー&トルク感が純正よりもアップしていることがわかる。特にハイパワーモードでアクセルを踏み込むと、驚くほどの加速が体感できる。快適かつストレスのない走りを実現するDFC。運転の楽しさもアップすること間違い無しのアイテムだ。
DFC装着パワーカーブグラフ ※ローラー式シャシダイナモによる測定データ
グラフ上:3.0Lディーゼル車4WD(4型前期)
グラフ下:2.8Lディーゼル車2WD(4型後期)
純正車両とDFC 装着車(ハイパワーモード)の比較データ。全体的に純正を凌駕するパワーを発揮しているのが、グラフを見るとわかる。3.0Lディーゼルエンジンの方が効果が顕著に表れ、純正比最大30%以上のパワーアップを果たしている。
エンジン配線にカプラーオンで割り込ませて装着するハイエース専用設計品。本体は運転席下のスペースなどに設置できるコンパクトサイズ。
オプションで3.0Lディーゼル車用のスピードリミッターカット(2 万9800 円)も設定される。こちらもカプラーオン設計となる。
ワンタッチで切り替えできる全4モードを搭載
ローパワー
ミドルパワー
ハイパワー
ノーマル
純正のままのノーマル状態、燃費重視のローパワー(青)、バランス重視のミドルパワー(緑)、パワー重視のハイパワー(赤)を搭載。ランプのカラーにより、即座にどのモードかがわかる。ノーマルはスイッチ2秒間長押し、その他はスイッチを1回押すとロー→ミドル→ハイに切り替わる。
アゲスタイルを実現するリフトアップ系パーツも用意
手軽に車高をアップするロングシャックルや、車体ごとリフトアップさせる4インチリフトアップキットといったアゲ系アイテムもあるぞ。ロングシャックルはリフトアップ量約40 ㎜で、標準ルーフ車であれば装着後も4ナンバー規格に収まる設計。リアの尻下がり解消にも最適だ。リフトアップキットは、対応グレード以外も開発中。気になる方はお問い合わせを。
ロングシャックル
■価格:2万6500円
■対応:全車
4インチリフトアップキット
■価格:28万円
■対応:S-GL標準4WD(ディーゼル車)※1/2型
(スタイルRV Vol.130 トヨタ・ハイエース No.26 2018年4月)