30系後期アルヴェルD-UP最新案内 ALPHARD &VELLFIRE
純正バンパーに寄りそったフロント、弓なりのサイド、フィニッシュのリア
T-STYLE MAGIC [ティースタイルマジック]
街中でアルヴェルをスタイリッシュに主張させることがTスタイルがプロデュースするエアロアイテム「マジック」の基本コンセプトだ。
ファミリーユーザーがダイナミックなローフォルムを味わいつつ、普段使いが難なくこなせるのが大前提。立体駐車場に入れることが裏テーマになっている。実用性確保のための薄いフラップ形状を巧みに活用して、ノーマルでも十分に個性的でパンチがあるデザインを、さらに魅力的に演出している。フロントパートの厚みは最大で35ミリ。そこからセンターに向かって徐々に薄くなり、最終的には15ミリまで削ぎ落とす。もちろん路面との接触対策だ。
今回は2台ともアイテムの天面を艶ありブラックで塗り分けて、立体感を醸し出している。こうすることで特徴的なフロントバンパーのデザインが引き締まり、明らかに完成度は高まる。
このアプローチをそれぞれのキャラクターに合わせてアレンジしている。アルファードはよりエレガントでゴージャスなテイストを引き出す作戦。一方のヴェルファイアはスポーティな精悍さで攻め込む。車格が同じ2台の長所が見事なまでに個別に活かされているので、クルマ選びからして、ますます悩みそうだ。
VELLFIRE.Z エアログレード
ヴェルファイアの軽快なテイストを活かすべく施された手法が、バンパーのボトム部とフラップとの間に5箇所の盛り上がりを設けて、奥まって目立たないところにも気を配ったインナーディフューザー仕立て。
両サイドはダクト形状に合わせた凹凸で変化を付けている。
足元は躍動感あふれるメッシュながら、スポーク細部に凝った形状を取り入れて深みを出したデザインで盛り上げる。
フロントからサイドを経由してきた流れを終結させているリアサイドアンダー。小さいながら全体を上手くまとめる。
フロントパートと同様にサイドステップも単純な直線ではない。こちらはドアのボトムラインに合わせた弓なりな形状。
ALPHARD.S エアログレード
アルファードはヴェルファイアよりもフロントパート全体が張り出しているので、そのボトムエンドに沿うようにしてデザインする。
ノーマルグリルは先端が尖っているので、そこもきっちりと反映させてリップのセンター部分を突起させる。
こうして抑揚をつけている。
ヴェルファイアと同様に弓なりデザインのサイドステップ。フロントとリアのパートを自然につなぐ重要な役割を担う。
シンプルなリアパートのオプションパーツとして、フラップ形状のリアアンダーとマフラーを開発中。6月発売予定だ。
堂々たる佇まいにマッチさせるために、ホイールは繊細で深みのある造形美で魅せるフィンデザインを選択している。
オリジナル車高調で足をキメる
どちらもサスペンションは「スニーカー」を装備して約70ミリローダウン。純正アッパーマウント対応でスプリングはノーマル形状。全長調整の複筒式で前後15段調整。重さの違いを考慮したグレード別の設定で快適性を重視している。16万8000円。
Specification[アルファード&ヴァルファイア共通]
- フロントリップ:3万8000円
- サイドステップ:6万8000円
- リアサイドアンダー:1万8000円
[アルファード]
- 足まわり:車高調=スニーカー
- ホイール:ワーク・シュヴァート レグニッツ(21×10.0+30)
- タイヤ:ゼスティノ・プリオズ 01S.(245/30-21)
[ヴェルファイア]
- 足まわり:車高調=スニーカー
- ホイール:ワーク・シュヴァート クヴェル(21×10.0+30)
- タイヤ:ゼスティノ・プリオズ 01S.(245/30-21)