VIPセダンの下駄がわり
それなのにローダウン(笑)
ELEMENT/エレメント
Produced by automesse
知る人ぞ知るレアなSUV、ホンダ・エレメント。
アメリカで開発、生産された逆輸入車で、両側観音開きのサイドドアが特徴のクロスオーバーSUV。
人気がなかった!? というわけではないが、日本での販売期間はわずか2年。
そんなエレメントを選んだきっかけはVIPセダンのセカンドカーとして。
「シャコタンのセダンでは、買い物や遊びに行くにはやっぱり不便(笑)。
使い勝手のいいSUVを探してました」と佐藤さん。
しかし行き着いたのはSUVでもローダウン。
「エレメントを見た時の印象は、カスタムしたら面白そうだなってこと。
エレメント自体が珍しいし、それをカスタムしたらきっとカッコよくなるとピーンときちゃって。
SUVならローダウンしても日常使いに支障がなさそうですし(笑)」。
激レアなSUVであえてのシャコタン、そんな自由な発想で個性を磨く、それこそがカスタムの楽しさだ。
ヘッドライト
ヘッドライトのインナーレンズをブラックアウト。ウインカーランプ部分をオレンジ化することでUS仕様なルックスに変身。
ラプターライナー塗装
ゴツゴツした質感がワイルドな雰囲気を作り出すラプターライナー塗装。SUVカスタムにおける、いま人気のメニューだ。
ルーフキャリア
スーリーのキャリアは、現在廃盤となっているデッドストックモデル。「ずっとショップに飾ってあったものをとりあえず載せました(笑)」。
グリーンメタリックフィルム
光の当たり加減によって見た目が変化するグリーンメタリックフィルム。鮮やかなカラーリングがオシャレ感を高める。
カスタムポイントは大口径ホイール
エレメントでのカスタムはレアなケース。マッチングデータ等もなかったので、独特の艶感を放つグラファイトクリアが魅力的だったというMK-007を選択。リムオーバースポークが20インチ以上の大口径感を打ち出す。
automesse
佐藤一夫さん
昔から数々のVIPセダンを乗り継いできた佐藤さん。シンプルなカスタムを追求した実力派セダンチーム「TFLコンプリート」でも活躍。岩手県のプロショップ・オートメッセの代表取締役でもある。
【SPECIFICATION】
<TIRE&WHEELS>
ホイール:トライスターインターナショナル・MKW MK-007(20×8.5+45)
タイヤ:ニットー・NT555(245/35)
<EXTERIOR>
USサイドマーカー
スーリー・ルーフバスケット
テルッツォ・ベースキャリア
グリーンメタリックウインドウフィルム
各部ラプターライナー塗装
<SUSPENSION>
BCレーシング(車高調)
問:オートメッセ 019-643-6331
http://kaz-sus.com
スタイルワゴン2021年7月号 No.307より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]