カスタム満足度はもちろん
後続車へのアピール度も高い!
ウインカーミラー装着
難易度★★★☆☆ 作業時間120分
ミラーの脱着をクリアすれば配線作業は超簡単にできる
カスタムの楽しさのひとつに、純正では採用されていないモノを取り入れることが挙げられる。例えば、ドアミラーウインカー。多くのクルマではミラー面にはウインカーがない。であれば付けたくなるのがカスタム好きの心情だ。
その要望に応えてくれるアイテムが、シルクブレイズ・ウイングミラークワッドモーションだ。ウインカー操作で、矢印状に並んだ36個のLEDがミラー面で点滅するだけではなく、3パターンのシーケンシャルモーションを搭載。好みの光り方をさせることができるとなれば、取り入れない理由はない。
しかも、DIYでの交換もしやすいとくればなおさら。手順はとってもシンプルで、純正ミラーを取り外して、ドアミラー内にある純正ウインカー配線にウイングミラーの配線を割り込ませて取り付けるだけ。メーカー公式サイトでは、慣れれば片側20分で作業できると公表しているのは伊達ではない。とくに〝電装〟という部分にクローズアップすれば、数分の作業でイケてしまうほど簡単だ。
ただし、慣れないうちはミラー面の取り外しに四苦八苦するはず。無理矢理ツメを外そうとすると折れてしまうので慎重に。ミラーウインカーはカスタム満足度も高く、後続車へのアピールも万全で安全性も高い。自分で取り付ければ、大満足間違いなし。
●DIY装着パーツはこちら
シルクブレイズ・ウイングミラークワッドモーション
4つの点灯パターンを搭載!
シルクブレイズから発売されているウイングミラーは世代が変わるごとに点灯パターンを追加。クワッドモーションは第4世代で、通常の点灯に加え、3種類のシーケンシャルモーションが選べるようになっているのが特徴。BSMなど、純正に備わっている機能を移植することもできるのもうれしいポイント。ドアミラーをスタイリッシュにカスタムできる。
中央から上下に広がっていくシーケンシャルアクションⅠ、内側から外側に向かって流れるシーケンシャルアクションⅡに加えて、クワッドモーションではアクションが追加。全点灯後、内側からウインカーが消えていくシーケンシャルアクションⅢがそれだ。通常の点滅も含め、配線の接続で好みの点灯パターンを選べる。
ミラー下部にはシルクブレイズのロゴが入りステイタス性バツグン。ミラー面も欧州車のようなブルーになっていてオシャレなのだ。
【PARTS SPECIFICATION】
■価格:1万3800円
■対応車種:30アルファード&ヴェルファイア、80ノア&ヴォクシー&エスクァイア、80/60ハリアー、RAV4
問:ケースペック 0566-54-0335
http://silkblaze.com
●作業スタート
その1 ミラーを取り外す
ウインカーミラーの交換で最も神経を使うのが、純正ミラー面を取り外す作業。ツメが見えない上に、結構かたく固定されているので大変。80ハリアーなどのようにカバー側からツメを押せると、作業はかなりスムーズに行える。ただ、ツメを広げようと力を加えると折れてしまうこともあるので、慎重かつ大胆に作業しよう(実際、左右で2個折った……)。
●1_1 80ハリアーの場合、まずはミラーのカバーを取り外そう。車体側にヘラなどを押し込み、こじるようにすればOK。キズを付けないようマスキングで保護しよう。
その2 配線を接続する
次にすることは配線の準備。ウイングミラーは、純正ウインカーのプラス線を好みの点灯パターンの線に分岐して、マイナス線をウイングミラーの黒線に分岐するのが基本。分岐には同梱のエレクトロタップを使用する。今回は、カバーをはずせば簡単に点灯パターンが変えられるような細工をしてみたので参考にしてみてください。
その3 ウイングミラーを取り付ける
いよいよ最後の工程、ウイングミラーの取り付けだ。基本的な手順は、純正ミラーを取り外したときの逆。ただ、純正ミラーとヒーターやBSMの配置が変わっているので、配線の取り回しに注意しよう。また、ミラーを取り付ける際は、かなり強く押し込む必要があるのでそのつもりで挑戦しよう。
●3_1 まずはBSM移設の準備。BSM点灯部の大きさに合わせてステッカーをカット(少し大きめが吉)。まずBSM点灯部にステッカーを貼り付ける。
スタイルワゴン2021年1月号より
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