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<前編>【オートバックスで聞いた】使い勝手? デザイン? ブランド?失敗しないチャイルドシートの選び方


何を基準に選ぶのがベスト!? 新ママ&パパ必見

チャイルドシートの選び方【前編】

小さな子供には使用が義務付けられていることもあり、子育て世代の必須アイテムになっているチャイルドシート。しかしカタチや機能、メーカーや価格も実にさまざまで、大事な我が子のためには一体どれがいいのかと悩みどころでもある。特に赤ちゃんが使えるタイプは決して安くはない。そこで今回は、後悔しないためのチャイルドシート選びの知識に加え、最新のおすすめ商品も紹介していく。
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一度は店頭で実物に触れてみるのが大事
チャイルドシートといっても、赤ちゃん用のベビーシートもあれば、小学生の頃まで使うジュニアシートもある。今回は便宜的に全部まとめてチャイルドシートと呼んでいるが、まずは年齢や体格に応じて選ぶタイプが変わるというのを知っておこう。

「多くの方が最初に選ぶのは、0〜4歳頃対応の商品。それも回転タイプでしょう。各社それぞれラインアップしていますが、たとえばアップリカのフラディアなら横向きで使えるのがウリ。またコンビのザ・エスはベースと本体が別体だから取り付けが楽、といった感じでブランドや商品によって特徴が異なります」とA PIT東雲の児玉さん。

こうした機能の詳細は、カタログやWEB等でも知ることができるが、一度も使ったことのない人はイメージしにくい。店頭で見て触れてみるのが一番だ。

「機能だけでなく、愛車に装着した時に室内がどうなるのか、サイズ感を知るのも重要。事前にWEB等で情報を集めて候補を絞り、店頭で決めるという感じがスムーズだと思います」。

選ぶ際には安全性能も気になるところ。最近はR129という新しい安全基準を満たす商品も増えてきた。従来のR44基準でも特に問題はないのだが、R129はさらに厳しい試験をクリアしている。そこを重視するのもいいだろう。

あとは買い替えのタイミングを考えたり、適合情報などもチェックして、「我が家」にピッタリのチャイルドシートを選びたい。

チャイルドシートは大きく分けると4種類あるんです

1 ベビーシート 新生児~1歳半頃


完全に乳児向けと割り切ったタイプ。イスというより揺りかごに近いフォルムになっており、大きさもコンパクトなため、手軽に車外へ持ち出したり、そのままベビーカーに装着できる「トラベルシステム」を採用している商品も多い。赤ちゃんにはピッタリなのだが、使えるのは1歳半頃まで。よって早い段階での買い替えが必要になる。またこの手のタイプは各メーカーともラインアップが少なく選べる商品が限られる。参考コストは4~5万円。

2 ベビー/チャイルドシート 新生児~4歳頃


調整式ヘッドレストや脱着式のインナークッションなどを備え、新生児から年少組のあたりまでの約4年間使える。「初めてのチャイルドシート」に選ばれることが多く、ニーズが高いとあって各メーカーもこのタイプを主力と捉えて力を注いでいる。回転式やサンシェード、リクライニングといった機能も充実しており、その分価格も高額になる傾向。比較的安価な商品でも4万円前後、フラッグシップモデルだと7万円ほどするのも珍しくない。

3 チャイルド/ジュニアシート 1歳~11歳頃


新生児にこそ使えないものの、1歳以降はチャイルドシート(正確にはジュニアシート)卒業まで使えるロングユースタイプ。1歳と11歳では体格がだいぶ変わってくるが、成長に合わせてヘッドレストやハーネス、インナークッションの位置調整・脱着などアレンジできる設計になっている。ただし1歳からの対応商品ということでパーツが多く、予算の目安は3~4万円と安くはない。3歳頃の買い換え候補ならジュニアシートの方がお得だ。

4 ジュニアシート 3歳~11歳頃


ベビー/チャイルドシートからの買い替え品として、3~4歳以降に選ぶならこのタイプ。ベビー系と比べるとサンシェードやハーネスベルトなどもなく、機能的にはとてもシンプル。そして軽量で価格も1万円前後と低コストで済む。最終的には背もたれを外して座面だけの「ブースターモード」にできる商品が多く、最初から座面だけで販売されているものもあり。これだと2~3千円くらいから買えるが、3歳頃だとまだ背もたれ付きの方が安心。

ベビー/チャイルドシートは「回転タイプ」が人気

特にまだ首も座っていない新生児は、乗せ降ろしにも気をつかう。そこで考えられたのが、ワンタッチで座面がクルッとターンする回転機構。楽な体勢でスムーズに乗せ降ろしができるとあって、ベビー/チャイルドシートでも売れ筋になっている。「どのメーカーさんも回転タイプは用意されていますが、取り付け方法やリクライニングの角度など少しずつ仕様が異なります。実際に使うとこの辺で使い勝手に差が出たりしますので、実物を見ながら比較・検討された方がいいと思います」と児玉さん。また回転タイプは土台が高く、シート位置も高くなる。背の高いミニバンなら問題ないだろうが、ツーリングワゴンやSUV系は乗せ降ろしの際、子供の頭をぶつけやすくなるので注意。

買い替えナシでイケる超ロングユースタイプも

GRACO グレコ/マイルストーン_適応年齢:新生児~11歳頃/適応体重:2.5~36㎏/カラー:アルミニウムGR/本体重量:8.3㎏(カップホルダー除く)/価格:3万円(メーカー希望小売価格)

ロングユースタイプは1歳以降が普通なのだが、グレコの「マイルストーン」は何と新生児から11歳頃まで使える。買い替えいらずなのに加え、もともとの価格設定も良心的でコストパフォーマンスは抜群だ。ヘッドレストやインナークッションは外して丸洗いOKなのもポイント。ただしほかのベビー系チャイルドシートのような回転機能はなく、リクライニングの角度もそこまで深くはない。固定はシートベルト方式となる。

「<前編>【オートバックスで聞いた】使い勝手? デザイン? ブランド?失敗しないチャイルドシートの選び方」の1枚めの画像

【取材協力】A PITオートバックス東雲

カフェや本屋、キッズスペースなどを併設。訪れたファミリーがみんなが楽しめる大型カー用品店。チャイルドシートも多数展示されており、見本のシートに取り付けてみたり、子供を座らせることもできる。「純正シートの保護マットやキックガードなどオプション品も各種取り揃えています。最近はチャイルドシート代わりになる携帯型のスマートキッズベルトが人気。こちらもサンプルをご用意してます」と売り場担当の児玉さん。

スマートキッズベルト

【SHOP INFORMATION】
住所:東京都江東区東雲2-7-20
電話:03-3528-0357
営業時間:9:00~22:00
定休日:不定休
https://www.apit-autobacs.com

【後編】では法規や取り付けなど、知っておきたい基礎知識を紹介!

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