前期は攻撃的なフルバンパーに対し
後期はスポーティなリップ形状に進化
JOULE/C-HR
ジュール/C-HR(10系&50系後期)
過激なスタイリングに、スピンドルグリル風な意匠を掛け合わせたフルバンパーで話題をさらった、ジュールのC-HR前期用プログラム。
しかしこの後期用では一転、小振りなリップ形状が新たに採用されることとなった。
延長幅も抑えらているほか、印象も前期用よりは落ち着いた雰囲気となるため、より気軽に使えるようになったのがメリット。
とは言え造形に関してはシンプルすぎず、ジュールらしさも注ぎ込まれているため、装着時の変わった感はバツグンだ。
特に個性的なのは、フロントリップ。
中央ボトムに細長い4連ダクトをレイアウトし、リップを鋭く突き出したフォルムは、明らかにスポーティ。
オモシロイのはその左右両端に、やわらかなラインと鋭いラインとで構成した、逆ドーム型のダクトが配置されていること。
直線と曲線の融合具合が新鮮で、これまでにないデザインだけに、個性も満点だ。
ちなみにリアは、ジュールらしい大型フィン付きのディフューザー形状。
攻撃力、全開である。
フロントリップスポイラー
過激だった前期用から一転、スポーティなリップ形状へと変更されたフェイス。中央ボトムの鋭いダクトと両端の逆ドームダクトのギャップが個性的。
使いやすさにも配慮したリップ形状で、突出量も控えめ。ローダウン性や街乗り性にも優れる。鋭く突き出したリップには、スポーティなジェネレーターフィンが。小振りながら存在感は大。
サイドステップ
サイドはステップ形状になっていて、適度な厚みがあるのも特徴的。リア側が純正パネルとシンクロする形状で立ち上がるのが精悍。
リアハーフスポイラー
ハーフとは思えないほどの迫力ある造形となるリア。大型のジェネレーターフィンや3Dのリブラインなど、大胆かつアグレッシブ。
リアスポイラーは純正バックフォグを生かせる構造。リフレクターガーニッシュやレンズカバーなど後期用サブアイテムも充実する。
ホイール
ハイエース界の名門、ダイナスティとのコラボで生まれた1ピース。回転しているように見えるスポークレイアウトが躍動感満点だ。
オンロード向けのホワイトレタータイヤ
ホワイトレタータイヤと言えば、オフロード系の特権、と思いがち。しかし、モンスタタイヤならストリート用のホワイトレタータイヤを選択することが可。ローダウン派も要注目だ。
【PARTS SPECIFICATION】
フロントリップスポイラー 4万8000円
サイドステップ 5万2000円
リアハーフスポイラー 4万8000円
ホイール/シックスセンス・JC-DS7(20×8.5+38) 6万2000円
タイヤ/モンスタタイヤ(225/35-20)
ローダウン/車高調=シックスセンス・VANS
問:シックスセンス 072-330-0001
https://www.sixth-sense.jp
スタイルワゴン2020年8月号より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ]