初代レガシィツーリングワゴンのトミカリミテッドヴィンテージ NEO
満を持して登場!
トミーテック
1989年1月23日発表、2月1日より発売と、昨年30周年を迎えたスバル・レガシィ。
そのレガシィといえば、90年代のステーションワゴン・ブームの立役者。
しかし時代が早かったのか、初代レガシィのワゴンモデルであるツーリングワゴンのトミカは、当時発売されませんでした。
その初代ツーリングワゴンが、今回、トミカのラインである「トミカリミテッドヴィンテージ NEO」シリーズに登場しました。
製品化されるのは、初代レガシィ・ツーリングワゴンの後期型。
後期型は1991年に行われたビッグマイナーチェンジ以降のモデルで、フロントマスクなどのデザインが変更されています。
今回登場するグレードはGT。
第2次スキーブームもあいまって、ワゴン人気爆発のきっかけとなったのが水平対向4気筒4カム16バルブターボを搭載し、200psを誇ったモデルです。
発売されるカラーは、1989年9月前期型にGTグレードが追加された際のカタログカラーとなっているブラックマイカ/ミディアムグレーメタリック2トーンと、後期のカタログ訴求色であるダークレッドマイカの2種類となっています。
製品はマイナーチェンジ後のグリルやコーナーレンズ等、ディテールをよく再現しており、GTの特徴であるデュアル出しマフラーなども再現。
さらに、ワゴンボディのキックアップするルーフ、そしてルーフレールの立ち上りの部分なども細かく表現されています。
トミカリミテッドヴィンテージ NEO
スバル レガシィ ツーリングワゴン GT
スケール:1/64
発売時期:2020年5月
価格:2500円+税
ちなみに、ワゴンボディは、2代目BG型がモータートミカ(B/Oトミカ)として発売され、その後3代目BH型、4代目BP型が製造されています。
大きくなった5代目はパトロールカーにもなったセダンボディのBM型B4が製品となりましたが、6代目(BS型/BN型)はトミカにならず、その役割はVM型レヴォーグへと受け継がれました。
そんなトミカとレガシィですが、実は2007年に初代レガシィのセダンが今回と同じトミカリミテッドヴィンテージ NEOシリーズに登場しています。
その後、グレード違いなどで何度か製品化されており、10万キロを447時間44分09秒887で走破し、平均速度223.345km/hというFIAの連続走行・世界速度記録の国際記録を作った記録車両(1、2、3、5号車)も販売されています。
今回、初登場となった初代ツーリングワゴンも、もしかすると今後ほかグレードやボディカラーの発売なども期待できるかもしれません。
問:タカラトミーグループお客様相談室 トミーテック 係 03-3695-3161 https://minicar.tomytec.co.jp/
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ_古川教夫]