来年からホイール規制緩和
カスタムシーン激熱に!?
第7回 ALL in TUNING2019
開催日:2019年10月18日(金)~20日(日) 開催地:中国広東現代国際展覧中心(中国広東省)
東京オートサロンの中国版ともいえる「ALL in TUNIG(オール・イン・チューニング)2019」が、10月18日から20日までの3日間、中国広東省東莞(とんがん)市のコンベンションセンターで開催された。
今年で7回目を数えるが、ここ数年はお馴染みの日本メーカーの出展が増えつつある。今回はHKSやテインといったチューニングメーカーに加え、クールも現地プロショップの協力を得て30後期アルファードを2台展示。会場には片岡社長も来場し、現地のショップやユーザーと中国のカスタム市場について話し込む場面も。そんな片岡社長に今回の出展の狙いや今後の動向について伺ってみた。
KUHL片岡氏が見た中国のカスタム事情
「オール・イン・チューニングに参加するのは今回が2度目。元々チューニング系のイベントでしたが、カスタム系の車両も増え始めていますね。アルファードの2台を展示しましたが、実は今年の7月まで中国ではアルファードしか販売されてなく、ようやくヴェルファイアの販売がスタートしました。ただ販売車両は標準グレードのみ。ですのでエアログレードをベースにフラップエアロを付けたスタイルは皆さん興味津々でしたね。それと中国の場合、カスタムに関する規制が日本よりも厳しいのですが、来年から(2020年)ホイールに関する規制がかなり緩和されるようです。ですのでいま以上にカスタムが盛り上がるんじゃないかと期待しています。今回の出展にあたり、現地のショップさんに協力して頂きましたが、これまで以上に中国市場にも力を入れていきたいと思っています」
中国ではこれから本格的に盛り上がる!
アルファード&ヴェルファイアのカスタム市場
KUHL
中国で販売されているアルファード&ヴェルファイアは標準グレードのみ。現地ショップへエアログレードの純正バンパーとクールプレミアムのフラップエアロを持ち込みデモカーを製作したクール。中国では路面がキレイに整備されていない地域が多いため、エアサスなどは非常に注目されているそう。デモカーと一緒に展示された赤のアルファードは現地ショップ製作のユーザーカーで、デモカーと同じくエアログレードのバンパー付け替え&クールのフラップエアロでコンプリートされた。
30VELLFIREも遂に販売スタート!
現地のチューニングメーカーも、アルファード&ヴェルファイアのパーツ開発を積極的に進めている。タワーバーやボディブレースキットでボディ剛性を強化し、より快適な乗り味に。
HKS
weds
ENKEI
TEIN
TOKYO AUTO SALON
HKSやテインといった日本でもお馴染みのチューニングメーカーの他、ホイールメーカーも多数出展。東京オートサロンの特設ブースも展開された。
出展ユーザー車両で競われたカスタムカーコンテスト
現地プロショップ出展のユーザー車両を対象に行われたカスタムカーコンテスト。車種、ジャンル問わない様々なクルマがエントリー。見応え満点のクルマが数多く並んでいた。
大迫力に興奮!! ドリフトデモラン
イベント会場前の特設コースで実施されたドリフトデモラン。D1ライツシリーズに参戦している粟野如月選手(左)と下田紗弥加選手(右)が日本からのゲストドライバーとして登場。
日替わり開催のオーナーズミーティング
オール・イン・チューニングでお馴染みのコンテンツとなっている、日替わりオーナーズミーティング。R35 GT-R、CT/CZランエボ、FD/FKシビックなどスポーツカーが人気。
シャコタン自慢のオデッセイが集結
現地クラブチーム“Odyssey Club”
スタワゴ的に注目なのはオデッセイミーティング。RBからRCまで、日本同様、シャコタンオデッセイが集結した。
スタイルワゴン2019年12月号より