車名の由来ってなんだろな! 歴代モデルと振り返ろう
【ステップワゴン歴代モデル】
いよいよ第7弾となりました車名の由来ってなんだろなのコーナー。今回は、クリエイティブムーバーの第3弾として登場したステップワゴンです。
当時はワンボックスといえばキャブオーバータイプが大半を占めていましたが、FFレイアウトによる低床化、箱型フォルムに加え、手の届きやすい車両価格とすることで、たちまち人気モデルの仲間入りを果たしました。
車名の由来は、「あらゆるシーンでステップアップできたら」という願いが込められています。WGNは、ワゴンの略称をロゴ化して表現しているんですね。
いまでは各社から販売されている5ナンバーボディのFFレイアウトミニバン。このジャンルのパイオニアは、ステップワゴンと言えるでしょう。
初代 RF1系(1996-2001年)
キャッチコピー:「こどもと いっしょに どこいこう。」
オデッセイで培ったFFレイアウトを武器に、5ナンバーサイズに収まる四角いボディ形状とした初代ステップワゴン。オデッセイと同様に低床化することで、当時のライバル車とは比べものにならないほど圧倒的に広い室内空間を確保している。エンジンは、B20B型直列4気筒(2.0L)を搭載する。
2代目 RF3系(2001-2005年)
キャッチコピー:「こども あそぶ ゆめつくる」「good days STEP WGN」
外装の見た目は爆発的なヒットを飛ばした初代のキープコンセプトとなっているが、プラットフォーム、ボディ、サスペンションなど大幅に刷新されている。ステップ高を45mm下げて、乗降性も向上させている。発売当初はK20A型直列4気筒(2.0L)エンジンのみだったが、2003年6月のマイナーチェンジでK24A型直列4気筒(2.4L)を搭載する「24L」が追加されほか、「スパーダ」も追加設定された。
3代目 RG系(2005-2009年)
キャッチコピー:「HOP! STEP WGN」
初代から続く四角いフォルムを大幅に刷新し、両側スライドドアを採用した3代目。室内高はそのままに低床化した恩恵で、全高が2代目より75mm低くなっている。また3列目タンブルシートは、ワンアクションで格納できるようになった。エンジンは3代目と同様に、K20A型直列4気筒(2.0L)とK24A型直列4気筒(2.4L)の2系統。人気の「スパーダ」は2007年11月のマイナーチェンジ時に追加された。
4代目 RK系(2009-2015年)
キャッチコピー:「日本一の家族へ。」「パパ(ママ)からキミへ。冒険リレー」
2009年10月、ステップワゴンとステップワゴンスパーダが同時にフルモデルチェンジ。ダウンサイジングした3代目とは異なり、4代目では5ナンバー枠いっぱいまでボディサイズを拡大し、四角いフォルムが復活した。そして3列目シートが床下格納式となったのは、この4代目からだ。2.4Lエンジンは廃止され、新系統のR20A型直列4気筒(2.0L)のみに変更されている。
5代目 RP系(2015年−)
キャッチコピー:「進め! 家族。」
2015年4月にフルモデルチェンジした5代目は、リアゲートに横開き機能も併用した「わくわくゲート」を採用。またエンジンは、ダウンサイジングしたL15B型直列4気筒ターボ(1.5L)を新採用している。先進安全装備「Honda SENSING」も全車オプション設定された。2017年9月のマイナーチェンジでは、ステップワゴン初となるハイブリッド車を追加設定している。
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]